2009年09月16日(水)
2010年・相葉弘樹さんカレンダー2種。
2009年09月16日(水)
映画『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版/天下分け目の戦』を観たよ。
『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版/天下分け目の戦』
2009年・日本・20分
監督:中澤祥次郎
アクション監督:石垣広文
エグゼクティブ・プロデューサー:杉山登
製作:鈴木武幸 高橋浩 他
原作:八手三郎
脚本:小林靖子
撮影:松村文雄
編集:佐藤連
音楽:高木洋
出演:松坂桃李 相葉弘樹 鈴木勝吾 高梨臨 森田涼花
相馬圭祐 伊吹吾郎 唐橋充 合田雅吏 他
声の出演:大和田伸也 西凛太朗 朴路美 他
ナレーション:宮田浩徳
外道衆との戦いで、満身創痍のシンケンジャーたち。300年前に初代シンケンレッド(合田雅吏)が封印したはずの脂目マンプク(声:大和田伸也)が蘇ったのだ。当時の秘伝ディスクを手に入れるため、流ノ介(相葉弘樹)とことは(森田涼花)、千明(鈴木勝吾)の三人が、突飛な作戦で外道衆の気を惹いているあいだに、丈瑠(松坂桃李)と茉子(高梨臨)はディスクの在り処に忍びこむが……。
3D版を観たかったのだけど、キャストの舞台挨拶のある回は2D版での上映だったので、2Dで観た。
テレビ・シリーズ同様のノリで、とても楽しく観られはしたけれど、なんせ……、20分。劇場版なら、せめて、せめて……、最低でも45分くらいの長さで作ってほしかった。次の劇場版に期待(あるのかな)。
エンド・クレジットに、キャスト・ファンには嬉しい趣向が凝らされているので、そこを観ると、「あぁ、劇場版なんだなぁ」と、軽くお祭り気分に浸れる。
長年の相葉くんファンとしては、「新宿バルト9の大スクリーンで、相葉くんの出演している映画を観られる日が来るなんて、嬉しすぎる……っ!」と感無量。
舞台挨拶には、松坂桃李くん、相葉弘樹くん、鈴木勝吾くん、高梨臨さん、森田涼花さん、相馬圭祐くんの6名が登壇。
仲のよさが雰囲気に出ている6名。相葉くんと相馬くんがムード・メーカーで、臨ちゃんがみんなをとりなして、すうちゃんが場をほっこりとさせる、という構図は、劇中のシンケンジャーたちを髣髴とさせる。
マスコミ向けのフォト・セッションが、決めポーズと変ポーズ入り乱れで、めちゃめちゃ格好よい&おもしろかった! 変ポーズの写真も、どこかにあがっているといいなぁ。
観た日:2009年9月13日(日)@新宿バルト9
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侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦@映画生活

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル : 映画
2009年09月16日(水)
パトリック・スウェイジ、逝く。
パトリックというと、『ゴースト/ニューヨークの幻』や『ハートブルー』が有名ですが、
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幼い頃からプロのダンサーを目指していて、ブロードウェイの舞台に立ったこともある彼が、得意のダンスを披露してくれた『ダーティ・ダンシング』や『ダンシング・ハバナ』などが、特に印象に残っています。
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パトリックのダンス映画で、私が最も好きなのは、奥様のリサ・ニエミと共演した『ダンス with me!』。原題は"ONE LAST DANCE"。監督はリサで、パトリックも製作に参加しています。
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ニューヨークを舞台に、年齢的に限界を迎えつつあるダンサーたちが、再度、ダンスに魂をぶつける物語。解散の危機にあるカンパニーを救おうと、オリジナル・メンバーたちが、伝説の演目を上演するべく集結します。
ステージで輝いていた若かりし頃の栄光には、もう、すがれない。また、年齢を重ねたからこそ、昔のわだかまりを捨てきれなくて、かつて愛した人とも向きあうことができない。
ダンス映画としてのみならず、ある程度の歳を迎えたおとなたちの人間ドラマとしても、見ごたえと味わい、充分な作品です。考えさせられること、胸に響くこと、しきりでした。
でも、『ダンス with me!』は、日本劇場未公開作品でした。映画館で観たかったです。
そして、パトリックのダンスも、演技も、もっともっと、観たかった。
ご冥福をお祈り致します。
2009年09月16日(水)
映画『劇場版 仮面ライダーディケイド/オールライダー対大ショッカー』を観たよ。
『劇場版 仮面ライダーディケイド/オールライダー対大ショッカー』
2009年・日本・65分
監督:金田治
アクション監督:宮崎剛
特撮監督:沸田洋
エグゼクティブ・プロデューサー:杉山登
製作:鈴木武幸 高橋浩 他
原作:石ノ森章太郎
脚本:米村正二
撮影:いのくままさお
編集:須永弘志
音楽:鳴瀬シュウヘイ 中川幸太郎
出演:井上正大 村井良大 森カンナ GACKT 戸谷公人 荒井萌 他
仮面ライダーディケイドの士(井上正大)、クウガのユウスケ(村井良大)、夏海(森カンナ)の三人は、謎の洋館にたどりつく。そこには、士の妹・小夜(荒井萌)がいた。遂に、士は元の世界へ戻ってきたということになる。しかし、この世界にも滅びの現象が起き始めていて……。
平成仮面ライダーが今年で10周年ということで、この映画では、平成ライダーはもちろん、昭和ライダーも集合して、大バトルを繰り広げる。
同時上映の『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版/天下分け目の戦』を目当てに観に行った。シンケンジャーは毎週観ているけれど、ディケイドは観ていない。もっと言ってしまえば、ライダーに関する知識が皆無。
なので、……わけがわからなくて。
士たちがなぜこの世界を旅しているのかからして、まったくぴんとこないので、「予習くらいしてくればよかったなぁ」と後悔。
なにか重い宿命を背負っているらしき士と、その仲間たち(敵対する運命にもあるらしいが)を襲う出来事が、心理的にやたらとシビアで、「子供向けじゃないんだな、これは」という印象だった。なかなかに救いようがない。テレビ・シリーズをじっくりと追っていたら、結構はまっていたかもしれないな。
新旧のライダーたちが入り乱れてのバトルは、どれがどのライダーなんだか区別がつかない私ですら興奮してしまった。そもそものモデルが昆虫のバッタだったなんて忘れちゃうくらい格好よい。
舞台でしか観たことがなかった村井良大くんを、初めて映像でしっかりと観た。彼の眼力、映像でも際立っていて、惚れ惚れしちゃうなぁ。
観た日:2009年9月13日(日)@新宿バルト9
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劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー@映画生活

テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル : 映画
2009年09月10日(木)
はからずも、現時点での2009年ベスト&ワースト・ムービーが入ってる。
『川の底からこんにちは』
『ノーボーイズ,ノークライ』
『ちゃんと伝える』
『正義の行方/I.C.E.特別捜査官』
『私の中のあなた』
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
『キラー・ヴァージンロード』
『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』
『ココ・アヴァン・シャネル』
『侍戦隊シンケンジャー/銀幕版』
『正義の行方/I.C.E.特別捜査官』は、今年観た外国映画の中で、今のところ、私的ベスト・ワン。
今年観た映画(洋邦あわせて)の中で、今のところ、私的最下位の作品も、上記に含まれているのだが、どれなのかは、一応、言わない。感想文を書いたら、ばれるだろうけど。
2009年09月07日(月)
トーキョーワッショイで〔ヤクルトホール〕の記事を書きました。
2009年09月01日(火)
『授業の開始に爆弾予告』を読んだよ。

『授業の開始に爆弾予告』
"BACK TO SCHOOL MURDER"
著:レスリー・メイヤー(Leslie Meier)
訳:高田惠子
発行:創元推理文庫
歴史あふれる町・ティンカーズコーヴに暮らす主婦ルーシー・ストーンの、ドメスティック・ミステリ・シリーズ第4弾。
秋になって、子供たちの新学期が始まった。「自分のためにも時間とお金を使いたい」と考えたルーシー・ストーンは、地元の新聞社でアルバイトをする傍ら、大学の夜間講座を受講することに決める。新聞社に出勤したある朝、「小学校に爆弾がしかけられた」という報が入った。その小学校には、ルーシーの次女・セアラもかよっている。娘の身を案じてルーシーが小学校に駆けつけると、生徒たちは校庭に避難していたが、障害者の少年がひとり、校内に取り残されていた。副校長のキャロル・クレインが体を張って少年を助け、彼女は一躍、英雄扱いされるようになったが、後日、キャロルは自宅で誰かに殺されて……。
シリーズを追うごとに、内容が深刻になって、現実味を帯びていく。2作目の『トウシューズはピンクだけ』のテーマはドメスティック・ヴァイオレンスで、前作の『ハロウィーンに完璧なカボチャ』では高齢者問題が扱われていた。
今作『授業の開始に爆弾予告』のメイン・テーマは、したたかな女に隠された痛々しい過去の秘密と、家事と育児に忙殺されている主人公ルーシーの生々しい現状。表紙の明るいイラストから連想できるような、「気楽に読めるコージー」という内容ではない。リアリティにあふれたドメスティック・ミステリである。だからこそ、私はこのシリーズが好きなのだが。
「夫と4人の子供たちは心から大切だが、少しは自分のためにも生きたい」と、40歳になったルーシーは考える。末っ子のゾーイを託児所に預けて新聞社で働きながら、「仕事を楽しい」と感じて、「ゾーイに申し訳ない」とルーシーは自身を恥じる。
とても嬉しいことがあったときに夫のビルに報告したら、ろくな反応がないどころか、「塩入れがからになっているから、塩を補充してくれ」と頼まれる。ビルに悪気がないと百も承知でも、ルーシーは虚しさでいっぱいになる。彼女はいつしか、夫とは違う男に惹かれていく。
「幸せなのはわかっているけれど、自分の居場所がない」と感じて、いろいろなことを試せば試すほど、家族への罪悪感を募らせて、安らぎの欠如を思い知っていくルーシー。やりがいと思いやりを求めて、不器用な言動を重ねる彼女を見ていると、状況や国は違うのに、まるで自分のことのようにせつなくて苦しくなってくる。
謎解きの要素は、オーソドックスで予想がつきやすいが、キー・パーソンの心の闇に焦点をあてている点にリアリティがあって、個人的には好感が持てた。ただ、やや尻すぼまりの感がある。
今作から、「新聞社の記者」という肩書きをルーシーが使えるようになったため、彼女が殺人事件の調査に奔走しても違和感がない。「ミステリを作りやすい、便利な設定にしたもんだなぁ」と感心した。
テーマ : 推理小説・ミステリー - ジャンル : 本・雑誌
2009年09月01日(火)
『何か文句があるかしら』を読んだよ。

『何か文句があるかしら』
"SPEAK NOW"
著:マーガレット・デュマス(Margaret Dumas)
訳:島村浩子
発行:創元推理文庫
サンフランシスコに住む富豪のチャーリー&ジャック・フェアファックス夫妻の、ライト・ミステリ・シリーズ第1弾。
劇団の運営を勉強するために滞在していたロンドンで、チャーリー・ヴァン・リーウェンは、気象学者のジャック・フェアファックスと電撃的に結婚した。新婚の夫を連れてサンフランシスコに帰ってきたチャーリーを、友人や仕事仲間たちは興味津々の状態で迎える。まだ新居が決まっていないチャーリーとジャックは、しばらくホテルで暮らすことになるが、部屋のバスタブで見知らぬ女の死体を発見した。一方、チャーリーが運営している劇団の演出家が行方不明になって……。
チャーリーとジャックは、呆れるほどお金持ちの富豪夫婦。ただ、資産家なのは奥さまのチャーリーのほう。彼女がなぜこんなにお金持ちなのかが、いまいち、はっきりしないのだが、彼女の財力は「小国の財政をまかなえるほど」らしい。
働く必要なんかないチャーリーだが、趣味と生きがいのために小劇団を運営している。この劇団に関わるキャラクターたちも、お金に不思議と余裕がありそうな生活を送っていて、チャーリーと金銭感覚が合っている。冷静に考えれば、小劇団のスタッフが裕福というのは現実味がない設定だが、そこに文句をつけるのは、軽いフィクションを読む上でナンセンスなのかもしれない。
ハリウッド・セレブ顔負けのゴージャスな生活を送るチャーリー。食事は高級レストラン、サックス・フィフス・アヴェニューやニーマン・マーカスでブランド品を日常的に買い、多方面に顔が利く桁外れにリッチな叔父がいる。
日々の生活費を捻出するのにあっぷあっぷしている庶民の目で読んでいると、むかつくことしきりなのだが、物語の中盤くらいになると、チャーリーのぶっとんだ金遣いの荒さにも慣れてくる。
チャーリーの夫のジャックが、秘密と謎だらけの胡散臭い人物として描かれている。つまり、ただの気象学者ではないのだが、彼の存在が、「なんちゃってスパイ小説」の雰囲気を醸しだしている。素性は怪しくても、チャーリーを愛する気持ちは確かで、物腰もスマートなら、容姿も完璧という、嘘っぽいことこの上ないけれど、女が主人公のミステリにはありがちな「完全無欠の紳士」という設定。
殺人事件が起こって、行方不明者が出て、チャーリーにはボディ・ガードまで手配されて、状況は深刻であるはずなのだが、全体的にのんきで退廃的なムードが漂っている。「セレブな生活、ときどき事件」といった様相。
設定は現代だが、「上流階級がスパイ合戦に巻きこまれる、1950年代のアメリカ映画」や、初期の『007』シリーズなどを、つい連想してしまう。血なまぐさい事件は確かに起こっているのだが、お洒落さとゴージャスな部分のほうが目立っているのだ。
謎解きの要素は浅い、とことんライトなミステリ。キャラクターたち(特にジャック)の秘密が完全には明らかにならなくて、「続きは次作で」といった手法になっている。推理小説としての深みはないが、「セレブリティの日常をのぞき見」する気分で、まあまあ楽しく読めた。登場人物たちの個性も立っているから、次作の邦訳が素直に待ち遠しい。
テーマ : 推理小説・ミステリー - ジャンル : 本・雑誌
2009年08月29日(土)
トーキョーワッショイで「等身大ガンダム」の記事を書きました。
今回の記事は下記です。
→〔GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト〕―8月末まで、お台場にいてくれます。←
よろしければ、ご覧ください。
※でも、今回は映画記事とはいえない……。
2009年08月28日(金)
萌、え、あ、が、れ……っ!!
2009年08月27日(木)
映画『サブウェイ123/激突』を観たよ。
『サブウェイ123/激突』
"THE TAKING OF PELHAM 1 2 3"
2009年・アメリカ・105分
監督・製作:トニー・スコット
製作:トッド・ブラック スティーヴ・ティッシュ 他
製作総指揮:バリー・ウォルドマン ライアン・カヴァノー 他
原作:ジョン・ゴーディ
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:トビアス・シュリッスラー
編集:クリス・レベンゾン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:デンゼル・ワシントン ジョン・トラヴォルタ ジョン・タートゥーロ
ジェームズ・ガンドルフィーニ ルイス・ガスマン マイケル・リスポリ 他
ニューヨークの地下鉄運行指令室に勤務しているガーバー(デンゼル・ワシントン)は、同僚に「マエストロ」と呼ばれるほど、地下鉄運行のエキスパート。その日の勤務も終了目前になっていたとき、ペラム駅1時23分発の列車がハイジャックされた。切り離した1輌目の車輌に人質と共に立てこもった犯人たちは、ニューヨーク市長(ジェームズ・ガンドルフィーニ)に1時間で1000万ドルを用意させるよう要求する。ハイジャック犯のリーダー(ジョン・トラヴォルタ)は、一介の職員でしかないガーバーを交渉役に指名してきて……。
オリジナルは、ジョセフ・サージェント監督がウォルター・マッソーを主演に撮った『サブウェイ・パニック』。それをリドリー・スコットが現代を舞台にリメイク。オリジナルの主人公・ガーバーは警部補だったが、リメイクの今作では、ガーバーは一地下鉄職員という設定だ。
めまぐるしいカメラ・ワークと、緊迫感のある展開で、最後まで飽きさせない。温厚で人徳が篤そうに見えるガーバーに隠された秘密の真相や、ハイジャック犯のリーダーの真意が、ラストまで明らかにならない部分があるが、それは脚本の不備ではなくて、「観た人それぞれに解釈を委ねる」という手法なのだろう。ストレスは感じない。
「運行が遅れてあたりまえ」で有名なニューヨークのサブウェイ。その指令室が、まるで政府機関の一部であるかのようなセットで作られていて、実際はどうなのか知らないけれど、「本当に、こんなにしっかりと管理しているのかしら」と皮肉に感じたり、女っけが皆無のキャスティングに、「時代に喧嘩売ってるみたい」と違和感を覚えたり、事件解決後の地下鉄の復旧が早すぎて失笑したりと、つっこみたくなる点はいくつもあったけれど、スピード感重視のサスペンスとしては、充分に手に汗握ることができる。
ハイジャック犯を演じたジョン・トラヴォルタの、狂気をはらんだ演技は感嘆もの。ジョン・タートゥーロが、イタリア系の明晰な捜査官を演じているのだが、スーツ姿にダンディズムが薫っていて、この俳優を初めてヴィジュアル的に「格好いいなぁ」と感じた。
ひとつ残念だったのは、拳銃の扱い。
ネタバレになるから詳しくは書かないけれど、「銃は万能。銃の扱いかたさえ心得ていれば安全」と解釈させたがっているように映る点が、ぽつぽつとあった。最終的に、拳銃はキー・アイテムにもなる。
サスペンスやアクションの映画を観ていて、銃の使用に目くじらを立てていたら始まらないのは百も承知だが、銃の力を尊ぶような演出は、個人的にはとても悲しい。
試写日:2009年8月25日(火)@ヤクルトホール
お気が向かれたら →
サブウェイ123 激突@映画生活
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2009年08月26日(水)
『カオスの商人』を読んだよ。

『カオスの商人』
"The Merchant of Menace"
著:ジル・チャーチル(Jill Churchill)
訳:新谷寿美香
発行:創元推理文庫
シングル・マザーの専業主婦ジェーン・ジェフリィが素人探偵を務める、ドメスティック・ミステリ・シリーズの第10弾。
クリスマスを目前に控えて、ジェーン・ジェフリィは大忙し。このシーズン特有のパーティがたて続けにひらかれるのだが、幹事をかけ持つことになってしまったのだ。一方、恋人のメル・ヴァンダイン刑事の母親が、ジェーンに会いに来るという。ヒステリーを起こしそうな状況の中、自宅で催したパーティに、地元テレビ局の取材が入った。その取材を担当したニュース・レポーターのランス・キングは、嫌われ者の代名詞のような存在。パーティの当日、彼はジェフリィ家の隣で死体になって発見され……。
長年、このシリーズの訳を務めてこられた浅羽莢子さんが早世なさったことは、前作『飛ぶのがフライ』の感想文でも触れた。今作『カオスの商人』から、訳者は新谷寿美香さんに替わっている。
『飛ぶのがフライ』が、旅先を舞台にした番外編的内容で、トリックの浅さも気になったから、次作を読むのが少々不安だったのだけれど、『カオスの商人』の舞台は、ジェーンのホーム・グラウンドである「自宅」に戻っていたから、ひとまず安心。
恋人のヴァンダイン刑事、親友のシェリイ・ノワック、ジェーンの子供たち、亡父の姑・セルマといった、ひと癖あるレギュラー・キャラクターたちも元気いっぱいで、ヴァンダイン刑事の母親が想像通りの面倒な人物と、シリーズ・ファンとしては、ジェーンの周囲が厄介にまみれていて、嬉しい限り。
日常生活の些事にてんてこまいになりながら、ジェーンが「偶然に味方をされて」殺人事件を解決へ導いていって、七面倒だった人間関係もいつのまにか円く納まっているという、このシリーズではおなじみのパターンは、今作でも健在。
物語としての深みや、重厚な読み応えには欠けるけれど、「ときどき会う知人たちの近況を知る」ような気分で読めるから、シリーズ・ファンには嬉しい内容。
クリスマス・シーズンという設定なので、アメリカの一般的な家庭が、どのようなクリスマスを過ごすのか、このシーズンにどういった「ご近所や友人とのトラブル」が発生しやすいのかを、軽くお勉強できるのも楽しい。
たとえば、「手作りのクッキーを交換しなくてはならないパーティが何件も続く。自分が焼くクッキーのレシピに、近所の主婦や姑が好奇心を募らせてくる」だなんて、想像しただけでも神経症になりそう、……でしょ?
テーマ : 推理小説・ミステリー - ジャンル : 本・雑誌
2009年08月25日(火)
衆院選に備えて、自分と政党の相性診断ができるツールがありますよ。
毎日新聞の2009年衆院選特設サイトで、自分と政党の相性診断ができる「えらぼーと」というアンケートを試すことができます。
→毎日ボートマッチ:えらぼーと←
20問の質問に答えると、自分と相性のよさげな政党名が表示されます。
更に、自分が投票する選挙区の候補者の意向と、自分のアンサーを照合することもできます。
もちろん、このアンケート結果だけを鵜呑みにして、投票する候補者を決めるのは安易ですが、参考にするには面白いツール。試してみてはいかがでしょ。
ちなみに、私は、「この政党の、この候補者に投票しよう」と事前に思っていたお相手と、相思相愛の結果が出たので、ちょっとした安心要素にはなりました。
2009年08月22日(土)
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ちょっとずれた答えになっちゃうんだけど。
もう何年前のことになるか計算したくもないんだけど、フィギュア・スケートの世界選手権を観るためにワシントンD.C.に行ったとき、名前も憶えていないアイスクリーム・スタンドで、「バニラ・アイスの中に、クラッシュされたキャラメルがごろごろ入ったもの」を食べたことがあった。
「いかにもアメリカのアイス!」っていう強烈な甘さだったんだけど、これが美味しくてさぁ。当時はまだ、日本でキャラメル・フレーバーのアイスってメジャーじゃなかったから、余計に衝撃的で。
話は飛ぶ上に、更にずれるけれど、先日、ORIさんと、「生まれ変わってアイスクリームになるとしたら、なんのフレーバーになりたい?」というゲームをした。
一種の心理テストのようなもので、そのフレーバーにした理由から、自分の人生観が垣間見られる、というようなことなんだけども。
私は「クッキー&クリームになりたい!」と答えた。恥ずかしいから、理由はここに書かない。
ORIさんの答えは、「ラム・レーズン」だった。……この答えを訊いた瞬間、「完敗だ」と思ったわ。いや、勝ち負けの問題じゃないんだけど、「女の魅力」を体現したようなフレーバーじゃないのよ、ラム・レーズンって。
2009年08月22日(土)
トーキョーワッショイで〔シネマート六本木〕の記事を書きました。
2009年08月17日(月)
映画『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』を観たよ。
『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』
"DEATH AT A FUNERAL"
2007年・アメリカ&ドイツ&イギリス&オランダ・90分
監督:フランク・オズ
製作:シドニー・キンメル ダイアナ・フィリップス 他
製作総指揮:ウィリアム・ホーバーグ フィリップ・エルウェイ 他
脚本:ディーン・クレイグ
撮影:オリヴァー・カーティス
編集:ベヴァリー・ミルズ
音楽:マーレイ・ゴールド
出演:マシュー・マクファディン ルパート・グレイヴス アラン・テュディック
クリス・マーシャル アンディ・ナイマン キーリー・ホーズ
ジェーン・アッシャー ピーター・ディンクレイジ デイジー・ドノヴァン 他
ロンドンのハウエルズ家 ― 家長の父親が亡くなって、葬儀の当日。葬儀屋が運んできた棺を長男のダニエル(マシュー・マクファディン)が確認したら、父ではない遺体が入っていたから、さあ、大変。一方、ダニエルのいとこ・マーサ(デイジー・ドノヴァン)は、弟のトロイ(クリス・マーシャル)、恋人のサイモン(アラン・テュディック)と一緒に、葬儀に参列するべくハウエルズ家へ向かうが、トロイが調合したドラッグを、安定剤と間違えてサイモンが飲んでしまった。生前の父とつきあっていたという「男の愛人」が現れたり、車椅子に乗っている横暴な叔父さんがひと悶着起こしたりと、葬儀は絵に描いたようなてんやわんや状態で……。
舞台はお葬式、次から次へと繰り広げられるシモネタとハダカの演出、差別すれすれのゲイの扱い、節度も節操も品性もあったものじゃない言動の数々 ― ノン・ストップのブラック・コメディ。
悪趣味要素の連続なので、笑うどころか、唖然として眉をひそめてしまう人も多そうだけど、私は終始、爆笑だった。心身ともにコンディションがよくて、寛大な気分になれていたからかも。気持ちが沈んでいるときに見たら、「デリカシーのかけらもない!」と怒っていただろうな。
なんの下調べもしないで観に行ったので、クレジットを観るまで、フランク・オズの監督作だとは知らなかった。『おつむて・ん・て・ん・クリニック』や『イン&アウト』を爆笑しながら観た人なら、今作でも笑えるはず。収拾できそうにない事態を、無理やりに感じさせないテンポでハート・ウォーミングにまとめちゃうあたりも、フランク・オズならではの手腕。
マシュー・マクファディンやクリス・マーシャル、ルパート・グレイヴスといった、安心して見ていられる役者たちが、理性をかなぐり捨てているかのように見えるコメディ演技を繰り広げているのも楽しい。ストレス解消には、もってこいの作品。
でも、繰り返しになるけれど、とことん悪趣味だから。「私は真面目で堅物」とか、「私は育ちがよい」とか、「私は下品なものが嫌い」とか、そういう自覚のある人は、要注意。
観た日:2009年8月16日(日)@シネマート六本木
お気が向かれたら →
ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式@映画生活











