『ドリームガールズ』を観たよ。
2007-02-02(Fri)
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※↑は〔ブログルポ〕へ投稿するために必要な表記です。
圧倒的。
『ドリームガールズ』
原題:"DREAMGIRLS"
2006年・アメリカ・130分
監督・脚本:ビル・コンドン
製作:ローレンス・マーク
製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー
原作・作詞:トム・アイン
撮影:トビアス・シュリッスラー
編集:ヴァージニア・カッツ
振付:ファティマ・ロビンソン
音楽:ヘンリー・クリーガー
出演:ビヨンセ・ノウルズ ジェニファー・ハドソン
ジェイミー・フォックス エディ・マーフィ
アニカ・ノニ・ローズ ダニー・グローヴァー
キース・ロビンソン シャロン・リール 他
1960年代のデトロイト。人種差別もあからさまなこの時代、アフリカ系アメリカ人の三人娘 ― ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、エフィ(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)は、コーラス・グループ「ドリーメッツ」を結成して、成功することを夢見ていた。カーティス(ジェイミー・フォックス)という曲者マネージャーに見い出された彼女たちは、スターのジェームズ(エディ・マーフィ)のバック・コーラスになったことをきっかけに注目され、スターダムを駆けあがる。しかし、成功と引き換えの代償は当然あって……。
かつてトニー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルを、『シカゴ』のビル・コンドンのメガフォンで映画化。『愛についてのキンゼイ・レポート』もこの監督の作品だと考えると、コンドンって器用だなぁ、と思う。
試写会とはいえ、大きな会場(それも、スピーカーの真横の席)で観たためか、この映画が持つ歌の迫力は存分に味わえた。パワフルで上質な歌の数々を、歌唱力とステージングに長けた出演者たちが表現するわけだから、その威力は圧倒的。音楽の洪水。おそらく、レベルの高いミュージカル映画なのだろうと思う。ただ、こちらのブログでも何度も書いている通り、映画としてのミュージカル(MGM等のクラシックな作品は別として)が、私はあまり得意ではない。詳しくもない。なので、この作品が「これでもか!」とばかりに放ってくるふんだんでダイナミックな音楽の数々に、途中、実は疲れてしまって、言いにくいのだけれど、「ちょっと、耳にうるさいな」と感じてしまったときもあった。ただ、王道のストーリィ展開ではあっても、人種差別やショウ・ビジネスに対するシビアで難しい意識や問題等も描かれていてシリアス色が濃かったため、好感が持てて、最後まで退屈せずに観ることができた。感動には特に襲われなかったし、泣きもしなかったけれど。
「ビヨンセって、もっと肉感的じゃなかったっけ?」と訝しく思ったのだが、案の定、ディーナ役を演じるにあたって10kg減量したとのこと。スリムになった彼女ももちろん綺麗だけれど、むっちりと色っぽいプロポーションをしていた彼女のほうが個人的には好き。とはいえ、どんな体型であろうと、今年25歳の若さとは信じられない貫禄と存在感はさすが。
この作品の出演者の中で、最も話題になっただろうジェニファー・ハドソン。「有名オーディション番組『アメリカン・アイドル』の優勝を逃したファイナリストのジェニファーが、『ドリームガールズ』のオーディションに受かった」ということでも、作品が形になる前からずいぶん騒がれていたように思う。今作のオーディションでは、逆に、「アメリカン・アイドル」での優勝者(誰?)を退けてのエフィ役決定だったらしい。彼女が演じたエフィは、歌唱力はずば抜けているけれど、容姿がぱっとしない上にプライドが高くて、そのせいで「華」のポジションをディーナに奪われざるをえなくなる女性。音楽にさほど興味のない私は、歌の巧さや良し悪しというものが、はっきり言ってよくわからない。だが、ジェニファーの声量と表現がとても豊かなのだろうということは伝わってきた。彼女演じたエフィが歌った"One Night Only"という歌が、今作の曲の中で最も切なく美しく耳に残っている。
男性出演者陣も素晴らしい。『Ray/レイ』を観ていない私は、ジェイミー・フォックスがこれほど歌える俳優だとまったく知らなかった。また、エディ・マーフィの優れたエンターティナーっぷりを目の当たりにして、「そういえば、『サタデー・ナイト・ライヴ』の出身だったよなぁ」と改めて思い出す。歌ってはいないけれど、ダニー・グローヴァーの存在は、当然ながら効果的なスパイス。
舞台挨拶等のイベントがなにもついていない作品上映のみの試写会でも、エンド・ロールが終わったあとに拍手が起こる場合が稀にある。『ウォーターボーイズ』や『父親たちの星条旗』等で経験したが、今作『ドリームガールズ』でもそれが起こった。
試写日:2007年1月30日(火)@東京厚生年金会館
↓参考↓
ドリームガールズ@映画生活
「ドリームガールズ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
↓関連商品↓

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圧倒的。
『ドリームガールズ』
原題:"DREAMGIRLS"
2006年・アメリカ・130分
監督・脚本:ビル・コンドン
製作:ローレンス・マーク
製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー
原作・作詞:トム・アイン
撮影:トビアス・シュリッスラー
編集:ヴァージニア・カッツ
振付:ファティマ・ロビンソン
音楽:ヘンリー・クリーガー
出演:ビヨンセ・ノウルズ ジェニファー・ハドソン
ジェイミー・フォックス エディ・マーフィ
アニカ・ノニ・ローズ ダニー・グローヴァー
キース・ロビンソン シャロン・リール 他
1960年代のデトロイト。人種差別もあからさまなこの時代、アフリカ系アメリカ人の三人娘 ― ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、エフィ(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)は、コーラス・グループ「ドリーメッツ」を結成して、成功することを夢見ていた。カーティス(ジェイミー・フォックス)という曲者マネージャーに見い出された彼女たちは、スターのジェームズ(エディ・マーフィ)のバック・コーラスになったことをきっかけに注目され、スターダムを駆けあがる。しかし、成功と引き換えの代償は当然あって……。
かつてトニー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルを、『シカゴ』のビル・コンドンのメガフォンで映画化。『愛についてのキンゼイ・レポート』もこの監督の作品だと考えると、コンドンって器用だなぁ、と思う。
試写会とはいえ、大きな会場(それも、スピーカーの真横の席)で観たためか、この映画が持つ歌の迫力は存分に味わえた。パワフルで上質な歌の数々を、歌唱力とステージングに長けた出演者たちが表現するわけだから、その威力は圧倒的。音楽の洪水。おそらく、レベルの高いミュージカル映画なのだろうと思う。ただ、こちらのブログでも何度も書いている通り、映画としてのミュージカル(MGM等のクラシックな作品は別として)が、私はあまり得意ではない。詳しくもない。なので、この作品が「これでもか!」とばかりに放ってくるふんだんでダイナミックな音楽の数々に、途中、実は疲れてしまって、言いにくいのだけれど、「ちょっと、耳にうるさいな」と感じてしまったときもあった。ただ、王道のストーリィ展開ではあっても、人種差別やショウ・ビジネスに対するシビアで難しい意識や問題等も描かれていてシリアス色が濃かったため、好感が持てて、最後まで退屈せずに観ることができた。感動には特に襲われなかったし、泣きもしなかったけれど。
「ビヨンセって、もっと肉感的じゃなかったっけ?」と訝しく思ったのだが、案の定、ディーナ役を演じるにあたって10kg減量したとのこと。スリムになった彼女ももちろん綺麗だけれど、むっちりと色っぽいプロポーションをしていた彼女のほうが個人的には好き。とはいえ、どんな体型であろうと、今年25歳の若さとは信じられない貫禄と存在感はさすが。
この作品の出演者の中で、最も話題になっただろうジェニファー・ハドソン。「有名オーディション番組『アメリカン・アイドル』の優勝を逃したファイナリストのジェニファーが、『ドリームガールズ』のオーディションに受かった」ということでも、作品が形になる前からずいぶん騒がれていたように思う。今作のオーディションでは、逆に、「アメリカン・アイドル」での優勝者(誰?)を退けてのエフィ役決定だったらしい。彼女が演じたエフィは、歌唱力はずば抜けているけれど、容姿がぱっとしない上にプライドが高くて、そのせいで「華」のポジションをディーナに奪われざるをえなくなる女性。音楽にさほど興味のない私は、歌の巧さや良し悪しというものが、はっきり言ってよくわからない。だが、ジェニファーの声量と表現がとても豊かなのだろうということは伝わってきた。彼女演じたエフィが歌った"One Night Only"という歌が、今作の曲の中で最も切なく美しく耳に残っている。
男性出演者陣も素晴らしい。『Ray/レイ』を観ていない私は、ジェイミー・フォックスがこれほど歌える俳優だとまったく知らなかった。また、エディ・マーフィの優れたエンターティナーっぷりを目の当たりにして、「そういえば、『サタデー・ナイト・ライヴ』の出身だったよなぁ」と改めて思い出す。歌ってはいないけれど、ダニー・グローヴァーの存在は、当然ながら効果的なスパイス。
舞台挨拶等のイベントがなにもついていない作品上映のみの試写会でも、エンド・ロールが終わったあとに拍手が起こる場合が稀にある。『ウォーターボーイズ』や『父親たちの星条旗』等で経験したが、今作『ドリームガールズ』でもそれが起こった。
試写日:2007年1月30日(火)@東京厚生年金会館
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ドリームガールズ@映画生活
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