『ママが泣いた日』を観たよ。
『若草物語』みたい。
『ママが泣いた日』
原題:"THE UPSIDE OF ANGER"
2005年・アメリカ・117分
監督・脚本・出演:マイク・バインダー
製作:ジャック・バインダー アレックス・ガートナー 他
製作総指揮:マーク・ダモン アンドレアス・シュミット 他
撮影:リチャード・グレートレックス
編集:スティーヴ・エドワーズ ロビン・セイルズ
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ジョアン・アレン ケヴィン・コスナー
エリカ・クリステンセン アリシア・ウィット
エヴァン・レイチェル・ウッド ケリー・ラッセル 他
怒りんぼの母親のテリー(ジョアン・アレン)と、アンディ(エリカ・クリステンセン)、ポパイ(エヴァン・レイチェル・ウッド)、エミリー(ケリー・ラッセル)、ハドリー(アリシア・ウィット)の四姉妹からなるウルフマイヤー家。昔は優しかったテリーが怒りっぽくなったのには、理由があった。四姉妹の父親、つまりテリーの夫が、ある日突然失踪し、消息がまったくわからなくなってしまったからである。そんなテリーに、元メジャーリーガーで現在はぱっとしないデニー(ケヴィン・コスナー)が言い寄ってきて……。
四姉妹を演じるキュートな女優さんたちで、目を保養するための映画。個人的には、テレビ・ドラマ『フェリシティの青春』出身のケリー・ラッセルに、惚れ惚れとしたため息を一番落としてしまった。ダンサー志望の次女を演じたケリーのバレエ・シーンを楽しませてもらえたのも嬉しい。好奇心旺盛な末っ子を演じたエヴァン・レイチェル・ウッドは、本作で最も瑞々しく輝いていたように思う。『ダウン・イン・ザ・バレー』を観たときにはまったくアンテナに引っかからなかったエヴァンの美しさに、この作品で気づかせてもらえたような感じ。久々に観たアリシア・ウィットも、肉感的なエリカ・クリステンセンも、よい役を演じていたなぁ、と素直に感嘆。
きらきらの女優4人に隠れてしまった感じだったのが、主演のジョアン・アレンと、「雰囲気の和ませ役」のようなポジションだったケヴィン・コスナー。ジョアンは「彼女、こんなに細かったっけ? 大丈夫なのか?」と思わず心配になってしまうくらいの、薄くて貧弱な(すみません)体型をしていて、演技や役柄がどうこうという以前に、その体にばかり注意が吸われてしまった。ケヴィン・コスナーは、「すっかり枯れちゃったおじさん」といった役どころで、それはそれで悪くなかったのだけれど、「添えもの・引き立て役」という印象は拭いきれず。とはいえ、テリーと四姉妹をひっそりと支えるデニーというポジションだったわけだから、そういうイメージでばっちりだったのだろうと思う。
母親のテリーが抱える「怒り」がテーマの、この作品。そんな怒りっぽい母親を取り巻く四姉妹たちの変化や成長が、ゆったりと描かれる。目新しい物語ではないけれど、私も、短気で、昔の怒りを忘れなくて、身近な人にやつあたりをしてしまいがちといういけない人間なので、テリーには褒められない共感を結構味わってしまった。そして、繰り返しになってしまうけれど、四姉妹を演じた女優たちが爽やかに美しい。そんな彼女たちを繊細に映し出す緻密なカメラ使いも秀逸だったと思う。派手な作品ではないし、とびきり特筆しておきたいような点があるわけでもないのだけれど、いろいろな意味で「綺麗」な映画。あと味も、まあまあ美味しい。
上映会日:2006年12月21日(木)@ブロード・メディアスタジオ株式会社試写室
↓参考↓
ママが泣いた日@映画生活
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↓観た作品↓

『ママが泣いた日』
原題:"THE UPSIDE OF ANGER"
2005年・アメリカ・117分
監督・脚本・出演:マイク・バインダー
製作:ジャック・バインダー アレックス・ガートナー 他
製作総指揮:マーク・ダモン アンドレアス・シュミット 他
撮影:リチャード・グレートレックス
編集:スティーヴ・エドワーズ ロビン・セイルズ
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ジョアン・アレン ケヴィン・コスナー
エリカ・クリステンセン アリシア・ウィット
エヴァン・レイチェル・ウッド ケリー・ラッセル 他
怒りんぼの母親のテリー(ジョアン・アレン)と、アンディ(エリカ・クリステンセン)、ポパイ(エヴァン・レイチェル・ウッド)、エミリー(ケリー・ラッセル)、ハドリー(アリシア・ウィット)の四姉妹からなるウルフマイヤー家。昔は優しかったテリーが怒りっぽくなったのには、理由があった。四姉妹の父親、つまりテリーの夫が、ある日突然失踪し、消息がまったくわからなくなってしまったからである。そんなテリーに、元メジャーリーガーで現在はぱっとしないデニー(ケヴィン・コスナー)が言い寄ってきて……。
四姉妹を演じるキュートな女優さんたちで、目を保養するための映画。個人的には、テレビ・ドラマ『フェリシティの青春』出身のケリー・ラッセルに、惚れ惚れとしたため息を一番落としてしまった。ダンサー志望の次女を演じたケリーのバレエ・シーンを楽しませてもらえたのも嬉しい。好奇心旺盛な末っ子を演じたエヴァン・レイチェル・ウッドは、本作で最も瑞々しく輝いていたように思う。『ダウン・イン・ザ・バレー』を観たときにはまったくアンテナに引っかからなかったエヴァンの美しさに、この作品で気づかせてもらえたような感じ。久々に観たアリシア・ウィットも、肉感的なエリカ・クリステンセンも、よい役を演じていたなぁ、と素直に感嘆。
きらきらの女優4人に隠れてしまった感じだったのが、主演のジョアン・アレンと、「雰囲気の和ませ役」のようなポジションだったケヴィン・コスナー。ジョアンは「彼女、こんなに細かったっけ? 大丈夫なのか?」と思わず心配になってしまうくらいの、薄くて貧弱な(すみません)体型をしていて、演技や役柄がどうこうという以前に、その体にばかり注意が吸われてしまった。ケヴィン・コスナーは、「すっかり枯れちゃったおじさん」といった役どころで、それはそれで悪くなかったのだけれど、「添えもの・引き立て役」という印象は拭いきれず。とはいえ、テリーと四姉妹をひっそりと支えるデニーというポジションだったわけだから、そういうイメージでばっちりだったのだろうと思う。
母親のテリーが抱える「怒り」がテーマの、この作品。そんな怒りっぽい母親を取り巻く四姉妹たちの変化や成長が、ゆったりと描かれる。目新しい物語ではないけれど、私も、短気で、昔の怒りを忘れなくて、身近な人にやつあたりをしてしまいがちといういけない人間なので、テリーには褒められない共感を結構味わってしまった。そして、繰り返しになってしまうけれど、四姉妹を演じた女優たちが爽やかに美しい。そんな彼女たちを繊細に映し出す緻密なカメラ使いも秀逸だったと思う。派手な作品ではないし、とびきり特筆しておきたいような点があるわけでもないのだけれど、いろいろな意味で「綺麗」な映画。あと味も、まあまあ美味しい。
上映会日:2006年12月21日(木)@ブロード・メディアスタジオ株式会社試写室
↓参考↓
ママが泣いた日@映画生活
↓観た作品↓




