2006年10月27日(金)
『ナチョ・リブレ/覆面の神様』を観たよ。
ジャック・ブラックという「魔法」。
『ナチョ・リブレ/覆面の神様』
原題:"NACHO LIBRE"
参考:ナチョ・リブレ 覆面の神様@映画生活 ナチョ・リブレ 覆面の神様-シネマトゥデイ
2006年・アメリカ・92分
監督・脚本:ジャレッド・ヘス
製作・出演:ジャック・ブラック
製作・脚本:マイク・ホワイト
製作:デヴィッド・クローワンズ ジュリア・ピスター
製作総指揮:スティーヴ・ニコライデス デイモン・ロス
脚本:ジェルーシャ・ヘス
撮影:ハビエル・ペレス・グロベット
編集:ビリー・ウェバー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:エクトル・ヒメネス アナ・デ・ラ・レゲラ
リチャード・モントーヤ セサール・ゴンサレス 他
孤児として修道院で育ったイグナシオ(ジャック・ブラック)は、おとなになった今、その修道院で料理番として暮らしている。かつての自身のような孤児たちの面倒をみて、美しいシスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レゲラ)に恋心を寄せながら。しかし、修道院はとても貧しかった。お金を稼いで子供たちに少しでもよい思いをさせたいと考えたイグナシオは、強いルチャ・リブレのレスラーになって多額の賞金を得ようと思いつく。しかし、信仰のある者にとって、格闘技のルチャ・リブレはご法度。正体を隠すため、イグナシオは覆面レスラーの「ナチョ」としてデビューするが……。
とってもばかばかしくて、ものすごくくだらない。実話をベース(というか、ヒント程度かな)にしているということが信じられないような、どたばた大騒ぎ系単純スポ根コメディ。私は冗談の通じない人間なので、こういう映画を観た場合、いつもだったら確実に怒る。機嫌が悪くなる(例:『逆境ナイン』)。
しかし、今回は少々事情が違った。主演がジャック・ブラックだったから。
別に、彼のことがものすごく好き、というわけではない。常日頃から注目しているわけでもない。ジャックの出演作をたくさん観ているわけでもない。実写で憶えている限りでは、『ハイ・フィデリティ』、『愛しのローズマリー』、『スクール・オブ・ロック』(この作品も、ジャック・ブラック&マイク・ホワイトのコンビだったっけ)の3作だけだ。
だが、この3作で目にしたジャックの印象の強さったら、半端じゃなかった。そして、今作『ナチョ・リブレ/覆面の神様』でも、その強烈っぷりは健在。
なにをしていようが、どんな台詞を口にしようが、ジャック・ブラックがそれをしているという事実だけで、なんだか既におもしろい。いつもどことなく不機嫌そうな表情をした、お世辞にも格好よいとはいえない容姿の彼なのだけれど、ついつい好奇心を覚えずにはいられなくなってくる、不思議な存在感を漂わせている。親近感をくすぐるこの雰囲気は、もう魔法みたい。「友達になりたい俳優No.1」などといったキャッチ・コピーがジャックにつくことがあるけれど、妙に納得がいってしまう。ただ、ばりばりシリアスな映画に出演しているジャックを私は知らないので、コメディや音楽系以外での作品で彼がどういう演技を見せてくれているのかは、わからないのだけれど。
歌が巧いことでも有名なジャック。今作でもその歌声をちょっとだけ披露している。非ミュージカルで、レスラーの役なのに。こういう点が、どたばた系コメディの「なんでもあり」のところ。
で、確かに非ミュージカルではあるのだが、音楽はとても心地よい。キュートだったり、コミカルだったり、せつなくなるほどロマンティックだったり……、とすごくヴァラエティに富んでいて、かつ、上質で、実のところ、観ているあいだじゅうずっと、「こんな映画(ごめん)なのに、なんで音楽のレベルが高いんだ?」と疑問に思っていた。なので、エンド・クレジットを見てびっくり。音楽がダニー・エルフマンだったんだもん。全然知らなかったものだから、一瞬、名前を読み間違えたかと思ったくらい、本気で驚いた。
なんだかずいぶんと褒めたような感じになってしまったが、この映画を気に入ったわけでは決してない。本来なら嫌いなタイプの映画、ということにも変わりはないのだ。騒々しくて、下品の一歩手前で、わかりやすすぎる短絡的ストレートのコメディ。主演がジャックでなかったら、文句しか言ってなかっただろうな。正直なところ、客観的におもしろい作品なのかどうかも、私には判断できない。コメディを見慣れていないから、基準がよくわからないのだ。
監督のジャレッド・ヘスは『バス男』(なんだか気の毒。日本で『電車男』が流行った時期でなければ、こんな邦題はつけられなかっただろうに)という映画を撮った人らしい。コメディ映画に詳しいかたのブログを拝読したところ、熱烈なファンを多く持つ監督さんのよう。
ヒロインのシスター・エンカルナシオンを演じたアナ・デ・ラ・レゲラは、整いすぎているくらい整っている顔をした(他意はないよ)美人。「こんなに正統派の綺麗さをした女優さん、久しぶりに見たかも」と思ったのだけれど、この映画の試写から3日経った今は、……この女優さんのお顔、はっきりと思い出せないや。
ところで、今作でしきりに登場するある食べ物がある。チーズらしきものとなにか赤いもの(パプリカ・パウダー?)をまぶして焼いたとうもろこし。これ、すごく美味しそうなの! まるごと焼かれたとうもろこしの表面でチーズがぐつぐつしてて、下にたれちゃうくらいとろけてて!! 一番憧れのチーズ焼きとうもろこしは、次のお店のもの。ニューヨークにあるCafe Habana(←ぐぐってみました。いろいろなサイトやブログで、このお店名物の焼きとうもろこしの画像が見られると思います)。『ナチョ・リブレ/覆面の神様』を観たら、"Cafe Habana"の焼きとうもろこしの写真を初めて見たときの「きゃあああっ♪」って感覚を思い出しちゃったな。……つくれないこともなさそうなんだよな、この焼きとうもろこし。いずれ、レシピ検索してみよ。
試写日:2006年10月24日(火)@新宿明治安田生命ホール

『ナチョ・リブレ/覆面の神様』
原題:"NACHO LIBRE"
参考:ナチョ・リブレ 覆面の神様@映画生活 ナチョ・リブレ 覆面の神様-シネマトゥデイ
2006年・アメリカ・92分
監督・脚本:ジャレッド・ヘス
製作・出演:ジャック・ブラック
製作・脚本:マイク・ホワイト
製作:デヴィッド・クローワンズ ジュリア・ピスター
製作総指揮:スティーヴ・ニコライデス デイモン・ロス
脚本:ジェルーシャ・ヘス
撮影:ハビエル・ペレス・グロベット
編集:ビリー・ウェバー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:エクトル・ヒメネス アナ・デ・ラ・レゲラ
リチャード・モントーヤ セサール・ゴンサレス 他
孤児として修道院で育ったイグナシオ(ジャック・ブラック)は、おとなになった今、その修道院で料理番として暮らしている。かつての自身のような孤児たちの面倒をみて、美しいシスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レゲラ)に恋心を寄せながら。しかし、修道院はとても貧しかった。お金を稼いで子供たちに少しでもよい思いをさせたいと考えたイグナシオは、強いルチャ・リブレのレスラーになって多額の賞金を得ようと思いつく。しかし、信仰のある者にとって、格闘技のルチャ・リブレはご法度。正体を隠すため、イグナシオは覆面レスラーの「ナチョ」としてデビューするが……。
とってもばかばかしくて、ものすごくくだらない。実話をベース(というか、ヒント程度かな)にしているということが信じられないような、どたばた大騒ぎ系単純スポ根コメディ。私は冗談の通じない人間なので、こういう映画を観た場合、いつもだったら確実に怒る。機嫌が悪くなる(例:『逆境ナイン』)。
しかし、今回は少々事情が違った。主演がジャック・ブラックだったから。
別に、彼のことがものすごく好き、というわけではない。常日頃から注目しているわけでもない。ジャックの出演作をたくさん観ているわけでもない。実写で憶えている限りでは、『ハイ・フィデリティ』、『愛しのローズマリー』、『スクール・オブ・ロック』(この作品も、ジャック・ブラック&マイク・ホワイトのコンビだったっけ)の3作だけだ。
だが、この3作で目にしたジャックの印象の強さったら、半端じゃなかった。そして、今作『ナチョ・リブレ/覆面の神様』でも、その強烈っぷりは健在。
なにをしていようが、どんな台詞を口にしようが、ジャック・ブラックがそれをしているという事実だけで、なんだか既におもしろい。いつもどことなく不機嫌そうな表情をした、お世辞にも格好よいとはいえない容姿の彼なのだけれど、ついつい好奇心を覚えずにはいられなくなってくる、不思議な存在感を漂わせている。親近感をくすぐるこの雰囲気は、もう魔法みたい。「友達になりたい俳優No.1」などといったキャッチ・コピーがジャックにつくことがあるけれど、妙に納得がいってしまう。ただ、ばりばりシリアスな映画に出演しているジャックを私は知らないので、コメディや音楽系以外での作品で彼がどういう演技を見せてくれているのかは、わからないのだけれど。
歌が巧いことでも有名なジャック。今作でもその歌声をちょっとだけ披露している。非ミュージカルで、レスラーの役なのに。こういう点が、どたばた系コメディの「なんでもあり」のところ。
で、確かに非ミュージカルではあるのだが、音楽はとても心地よい。キュートだったり、コミカルだったり、せつなくなるほどロマンティックだったり……、とすごくヴァラエティに富んでいて、かつ、上質で、実のところ、観ているあいだじゅうずっと、「こんな映画(ごめん)なのに、なんで音楽のレベルが高いんだ?」と疑問に思っていた。なので、エンド・クレジットを見てびっくり。音楽がダニー・エルフマンだったんだもん。全然知らなかったものだから、一瞬、名前を読み間違えたかと思ったくらい、本気で驚いた。
なんだかずいぶんと褒めたような感じになってしまったが、この映画を気に入ったわけでは決してない。本来なら嫌いなタイプの映画、ということにも変わりはないのだ。騒々しくて、下品の一歩手前で、わかりやすすぎる短絡的ストレートのコメディ。主演がジャックでなかったら、文句しか言ってなかっただろうな。正直なところ、客観的におもしろい作品なのかどうかも、私には判断できない。コメディを見慣れていないから、基準がよくわからないのだ。
監督のジャレッド・ヘスは『バス男』(なんだか気の毒。日本で『電車男』が流行った時期でなければ、こんな邦題はつけられなかっただろうに)という映画を撮った人らしい。コメディ映画に詳しいかたのブログを拝読したところ、熱烈なファンを多く持つ監督さんのよう。
ヒロインのシスター・エンカルナシオンを演じたアナ・デ・ラ・レゲラは、整いすぎているくらい整っている顔をした(他意はないよ)美人。「こんなに正統派の綺麗さをした女優さん、久しぶりに見たかも」と思ったのだけれど、この映画の試写から3日経った今は、……この女優さんのお顔、はっきりと思い出せないや。
ところで、今作でしきりに登場するある食べ物がある。チーズらしきものとなにか赤いもの(パプリカ・パウダー?)をまぶして焼いたとうもろこし。これ、すごく美味しそうなの! まるごと焼かれたとうもろこしの表面でチーズがぐつぐつしてて、下にたれちゃうくらいとろけてて!! 一番憧れのチーズ焼きとうもろこしは、次のお店のもの。ニューヨークにあるCafe Habana(←ぐぐってみました。いろいろなサイトやブログで、このお店名物の焼きとうもろこしの画像が見られると思います)。『ナチョ・リブレ/覆面の神様』を観たら、"Cafe Habana"の焼きとうもろこしの写真を初めて見たときの「きゃあああっ♪」って感覚を思い出しちゃったな。……つくれないこともなさそうなんだよな、この焼きとうもろこし。いずれ、レシピ検索してみよ。
試写日:2006年10月24日(火)@新宿明治安田生命ホール

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≪ナチョ・リブレ 覆面の神様≫(WOWOW@2008/01/02)
<Groovy(グルービー)>
で食事した後は
1日半ぶりに家に帰ってきて正月中にやっていた映画を鑑賞
WOWOWで初笑い特集としてやってたこの作品を初めて観た
ナチョ・リブレ 覆面の神様
公式HP
詳細@yahoo映画
うーん、普通だった
2008/01/18(金) 16:37:21 | ミーガと映画と… -Have a good movie-
コチラの「ナチョ・リブレ 覆面の神様」は、「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック主演の11/3公開になった最新作なんですが、観てきちゃいましたぁ〜♪
あのジャック・ブラックが、覆面レスラーになっちゃうって、もうそれだけで笑っちゃうような映画なん
2007/11/02(金) 22:03:00 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
監督 ジャレッド・ヘス 主演 ジャック・ブラック 2006年 アメリカ映画 92分 コメディ 採点★★★★ 仕事の関係で盛岡市に住んでいた頃、街の至る所でよく見かけたのがレスラーのザ・グレート・サスケ。さすが、みちのくプロレスの地。で、蕎麦屋で見かけようがビデオ屋で見
2007/04/17(火) 21:17:22 | Subterranean サブタレイニアン
【劇場鑑賞137】ナチョ・リブレ 覆面の神様(NACHO LIBRE)
『男ならタイツをはきたい時がある』修道院を救うため、涙をマスクで隠しリングに挑む
2006/12/11(月) 22:49:42 | ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
ナチョ・リブレ 覆面の神様 あの「スクール・オブ・ロック」の白黒コンビが脚本と主人公をそれぞれやってるって聞いてたので、ちょっと期待して行ったんだけど・・・。 ダメだね。 見事に裏切られた(^^;)。 唯一、ピチピチパンツのケツをキュッと吊り上げるところ
2006/11/13(月) 01:44:28 | jizo.net
メキシコの伝説のレスラー「暴風神父」の実話をベースにしたストーリーです。 以前、
2006/11/12(日) 18:51:22 | はらやんの映画徒然草
シェアブログ1573に投稿ジャック・ブラックがルチャ・リブレなんて、もう、アイディアだけで可笑しくって、見るしかないな、みたいな。そんな、メキシコカブレなハリウッド映画は、ウキウキしてしまうでしょ。絶対!だって、ジャック・ブラックの、素早い動きなデブぶりに..
2006/11/12(日) 01:16:59 | レザボアCATs
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