ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。 
プロフィール
 
  • Author:香ん乃(かんの)
  •  日々のおやつは恋愛映画。寝酒の肴は人間ドラマ映画。そんな字書き屋・香ん乃(♀・自己紹介はこちら)がお届けする【マツヨイヤワ】++ツレヅレムソウ++へ、ようこそ。
     リンク&アンリンク・フリー。トラックバック大歓迎(承認制)。拍手コメントのお返事はさせていただいておりませんが、よろしければ、お気軽にご送信ください。嬉しく拝読しております(通常の記事コメント欄は閉じています)。
     映画感想記事での詳しいネタバレは、基本的に避けています。また、当ブログには特定の俳優さまを応援する記事がありますが、ご本人さま・所属事務所さま等とは、一切関係がありません。なお、当ブログ内のテキスト及び画像の無断転載や転用は、ご遠慮願います。
 
メールはこちらから
 
〔メール・フォーム〕
香ん乃へのメッセージ・お仕事のご依頼等は、上記よりお願い致します。
 
カテゴリー
 
 
RSS
 
 
全記事表示
 

全ての記事を表示する

 
ケータイからもツレヅレを
 
QR
 
このブログ内で検索
 
 
FC2で検索
 

 
New DVD releases
 
 
お買い物やギフトはこちらで
 

【待宵夜話】++映画DVDショップ(by.Amazon)++
TSUTAYA online
セブンアンドワイ
HMV
EMI Music Japan ファミリークラブ
アニメグッズやDVD買うならオタクの電脳街
提供:バンダイネットワークス
BOOKOFF ONLINE
オンライン書店 boople.com
ブックサービス
@古本市場
THE BODY SHOP
MoMAstore
All About スタイルストア
ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)
e-shopワインマーケットPARTY
日比谷花壇のフラワーギフト
ウイルスバスター
英語教材ならアルク・オンラインショップ
12カ国語達人のバイリンガルマンガ



東急ハンズのネット通販「ハンズネット」

父の日・ギフト・花束・母の日

 
映画や旅行はいかが
 
 
Advertisement
 
 
ツレヅレ登録中
 

FC2ブログランキング
人気ブログランキング
にほんブログ村 映画評論・レビュー
にほんブログ村 恋愛映画
にほんブログ村 映画ブログ
にほんブログ村 長編小説
にほんブログ村 小説ブログ
にほんブログ村
BPランキング 映画
BPランキング 小説
BPランキング 芸能人
くる天 人気ブログランキング
映画・ドラマ ランキング
週刊ブログ王
レシピブログ
ぶろぐひろば
JRANKブログランキング
bloog
ブログランキング【くつろぐ】
ウェブログターミナル
ブログジャンキー
List Me! by BlogPeople







ブログ総合ガイドの Lisme

 
最近のトラックバック
 
 
リンク等
 


あわせて読みたいブログパーツ

 
Kanno's works:長編小説連載中
 
『添寝請負人』
〔BIGLOBEパブリッシング〕内にて配信中の、ミステリアス・ファンタジー長編小説。月1回(毎月第2週目)ペースでリリース。
 
Kanno's works:映画コラム連載中
 

〔トーキョー映画〕
地域文化エンタメブログ〔トーキョーワッショイ〕内にて連載中。

 
Kanno's works:メルマガ配信中
 

『ほぼ週刊 トーキョーワッショイ通信』を購読
地域文化エンタメブログ〔トーキョーワッショイ〕の無料メール・マガジン。ここでしか読めない香ん乃のぷちコラム付で毎週月曜日配信。

 
カレンダー
 
11 | 2008/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
 
月別アーカイブ
 
 
ツレヅレの住人
 

 
ご来訪感謝
 


無料カウンター

 
 未成熟。だからこそ、いとおしい。

『旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ』
原題:"THE SISTERHOOD OF THE TRAVELING PANTS"
参考:旅するジーンズと16歳の夏@映画生活 旅するジーンズと16歳の夏-シネマトゥデイ
2005年・アメリカ・118分
監督:ケン・クワピス
製作:デブラ・マーティン・チェイス ブロデリック・ジョンソン 他
製作総指揮:キーラ・デイヴィス レスリー・モーゲンスタイン 他
原作:アン・ブラッシェアーズ
脚本:デリア・エフロン エリザベス・チャンドラー
撮影:ジョン・ベイリー
編集:キャスリン・ヒモフ
音楽:クリフ・エデルマン
出演:アメリカ・フェレーラ アレクシス・ブレーデル
   ブレイク・ライヴリー アンバー・タンブリン 他

 母親たちがマタニティ教室で一緒だったことをきっかけに、生まれたときからずっとずっと仲良しの少女たちがいた。書き物が好きなカルメン(アメリカ・フェレーラ)、美人だけれど慎ましやかなリーナ(アレクシス・ブレーデル)、快活で奔放なブリジット(ブレイク・ライヴリー)、エキセントリックでシニカルなティビー(アンバー・タンブリン)の4人だ。16歳を迎えた夏、彼女たちはそれぞれ違う場所で休暇を過ごすことになる。カルメンは普段は離れて暮らしている父の家で、リーナはギリシアの祖父母のもとで、ブリジットはサッカー部の合宿先であるメキシコで、そして、ティビーはアルバイトのためにどこへも行かずに地元で。プロポーションの異なる彼女たち4人の体に不思議とフィットする1本のジーンズを着まわす約束をして、4人の16歳の夏が始まるが……。

 文句をつけたい点も、気に入らない点も、疑問をいだいた点も、一切ない ― そんな映画を、久々に知ってしまった。

「映画が好き」と人に言うと、よく訊ねられる。「お勧めの映画は?」とか、「最近、観てよかった映画は?」とか。こういう質問を受けるのって、正直なところ、私はあまり好きではない。だって、とても勧めたかったり、観てよかったと感じたりした映画だって、当然ながら、誰もが気に入るわけではない。思い入れのある作品に対する、他者の芳しくない反応を見るくらいなら、最初から観てもらわなくていいやぁ、と思ってしまうから、「お勧めの映画、教えて?」と他者(殊に、映画ファンでもマニアでもない人)に訊かれた場合、私は本当に愛する作品のタイトルを答えはしないで、「自分の得意ジャンルではないけれど、単純におもしろかった『最近のエンタメ作品』」を口にするようにしている(今なら、「『グエムル/漢江の怪物』がお勧めだよ」と答えるだろう)。

 しかし、もうこの際、観た相手が気に入ってくれなくてもよいから、けなされる結果になってもそれはそれで甘んじて受け入れるから、「なんでもいいから、とにかく観て!! ひとりでも多くの人に、この作品を知ってほしいの! それくらい私には最高だったの!! 私にとっては特別な作品なの!!」と、誰彼構わず押しつけたくなる ― そんな作品と出逢ってしまうことがある。この『旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ』も、そんな稀有で珍しい1本だ。

 誰もが、なにもかもが、脆くて愛しい。容姿や性格のコンプレックスと上手につきあえなくて癇癪を起こすカルメンも、好奇心の背中を後押ししたいのに臆病心に邪魔をされるリーナも、長いブロンドが男に与える影響力の強さを過信している背伸びしたブリジットも、達観した皮肉屋であるのに実は感受性が豊かで思いやりにあふれたティビーも、みんなみんな、稚いからこそ、未成熟であるからこそ、だからこそ、哀しいまでにいとおしくてたまらない。

 たとえまるきり同じでなくとも、ちょっとだけおとなになるために、誰もが経験したことや、これから経験すること、そういったことがらを、4人の少女たちがひと夏で体験するという物語。内容と展開は、比較的淡々としている。むやみに感動を強いてこようとはしない。殊更ドラマティックでもない。ハッピーに偏りすぎようともしない。「成長」に憧憬を与えすぎもしない。

「夢と現実」、それらの絶妙な按配に、私は衝かれてしまったのだろう。映画の後半で、4人の少女たちがそれぞれに核となる経験をしていく展開となった途端、涙腺が壊れてしまった。そこからエンド・ロールまで、もうひたすら泣きっぱなし。私は極度の感激屋で涙もろいので(幼い頃、お色気学園コメディ映画の『超能力学園Z』を観て、「感動」して号泣していたらしいから)、正直、自分の涙は他者への参考にならないと承知しているのだけれど、繰り返しになるが、この映画は決して「感動を強要する」という手法を使った作品ではないのだ。ナチュラルだからこそ、誇張に頼っていないからこそ、そこにセンシティヴな共感とリアリティをくすぐられて、泣かずにはいられなかった ― 少なくとも、私にはそういう原因と結果が作用したのだろうと思う。

 いわゆる「青春映画」や「ガールズ・ムービー」を、探して、好んで、狙って、私は観ている。このジャンルに対するこだわりも、このジャンルに詳しいという自負もある。もちろん、テイストで分けたらジャンル的には更に細分化できてしまうけれど、「甘酸っぱくてほろ苦い、女の子たちの青春群像劇」などというフレーズに、少しでも興味をそそられる映画や創作ファンのかたがいらっしゃるとしたら、……なにがなんでもこの作品をご覧になってほしい、そう願ってしまう。

 瞠目必至に美麗なギリシアでのロケと、その地でのびのびと清楚な美しさをきらめかせるリーナ役のアレクシス・ブレーデル ― このためだけにも、当作品をチェックする価値は充分にある、……と思う。キュートの化身のごとく上品に綺麗なアレクシスは、『シン・シティ』でも注目されていた女優さん、とのこと。この映画、私は未見なのだけれども。

観た日:2006年9月9日(土)@自宅にてDVD

ブログランキング

観た作品
 
TrackBackURL
→http://kanno.blog10.fc2.com/tb.php/462-353f1682