2006年07月30日(日)
『花田少年史/幽霊と秘密のトンネル』を観たよ。
『ドラゴンボール』のカメハメハを、つい連想しちゃったところもあったりはしたけど。
『花田少年史/幽霊と秘密のトンネル』
参考:花田少年史 幽霊と秘密のトンネル@映画生活 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル-シネマトゥデイ
2006年・日本・123分
監督:水田伸生
エグゼクティヴ・プロデューサー:奥田誠治
原作:一色まこと
脚本:大森寿美男
撮影:藤石修
音楽:岩代太郎
出演:須賀健太 篠原涼子 西村雅彦 安藤希
北村一輝 もたいまさこ 杉本哲太 他
海辺の猟師町に暮らす花田一路(須賀健太)は、典型的なわんぱく少年。「男前」の母(篠原涼子)やタクシー運転手の父(西村雅彦)らと共に、平和で元気に暮らしていた。しかし、ある日、一路は交通事故に遭ってしまう。一命を取り留めた彼だが、心身には変化が起こっていた。幽霊が見える体質になってしまっていたのだ。
一色まこと先生の有名漫画が実写映画化された作品。原作漫画ファンのかたには、あまり好評でない今作のようだが、原作を未読のせいか、私にはとても面白い映画だった。たくさん笑って、ポイントではそれなりに泣いて、という感じで。原作が長い作品の映画化にありがちな「駆け足感」や「説明不足感」を、オリジナルを知らない自分が気にすることなく観られたので、映画としては結構出来がよいと言えるんじゃないだろうか、とえらそうに思ってしまった。だって、たとえば、『テニスの王子様』(実写版)や『タッチ』などは、いくらよくまとまっていたにしても、原作を知らなければ、単なるダイジェスト的映像にしか見えなかったと思うから。『花田少年史/幽霊と秘密のトンネル』が、原作の雰囲気や内容にどの程度忠実なのかは、私にはわからないけれど、一映画作品として、観る側の思い入れや知識に左右されない物語としてできあがっていた、とストレスなく思えたし、そこにとても好感を持てた。
主演の須賀健太くんを始め、子役さんたちがとても上手で、この作品に限らないけれど、現代日本の子役さんのレベルの高さを、改めて思い知らされたように感じる。須賀くんが有名になった『ALWAYS/三丁目の夕日』は、観たいと思っていたのにロードショーを逃してしまったのだが、いつか必ず観よう、という気持ちが新たになった。
舞台設定はおそらく「現在」であろうと思われる今作だけれど、「昭和」という時代になじみのある世代にこそ、さまざまな反応や衝動をくすぐられる作品であろうと思う。今、リアル・タイムで「子供」をやっている子たちにはぴんとこない空気感や映像に、かつて「子供」だった人たちが、失笑・苦笑・爆笑、そして、なにより「郷愁」を、たくさん誘われてしまう、そんな物語であるように、私には映った。ちなみに、わたしは昭和50年生まれである。
キー・パーソン(?)の幽霊を演じた安藤希さん、かわいかった〜。『タッチ』のときは、あんまり印象に残らなかったんだけどな。今作では、もともと大きな瞳が、アイ・ラインで更に大きなうるうるデカ目になってて、すっごくキュート。滑舌のよい台詞の言いかたにも好感が持てたし、ストレートの黒髪も似合ってたな。
単純に、まっすぐに、純粋に、楽しく観て帰ってきた。のちのちまで記憶に残る作品、とは正直言えないけれど、あと味がすこぶる爽やかだったのは確か。
ところで、一色まこと先生の漫画『ピアノの森』
は、あらゆる意味で「もの凄い」という形容がふさわしい作品。音楽ファンにはもちろん、そうでないかたにも、心からお勧め。二ノ宮知子先生の『のだめカンタービレ』
に並ぶ、現代を代表して輝く音楽漫画だと思う。
試写日:2006年7月29日(土)@ヤマハホール

関連商品
『花田少年史/幽霊と秘密のトンネル』
参考:花田少年史 幽霊と秘密のトンネル@映画生活 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル-シネマトゥデイ
2006年・日本・123分
監督:水田伸生
エグゼクティヴ・プロデューサー:奥田誠治
原作:一色まこと
脚本:大森寿美男
撮影:藤石修
音楽:岩代太郎
出演:須賀健太 篠原涼子 西村雅彦 安藤希
北村一輝 もたいまさこ 杉本哲太 他
海辺の猟師町に暮らす花田一路(須賀健太)は、典型的なわんぱく少年。「男前」の母(篠原涼子)やタクシー運転手の父(西村雅彦)らと共に、平和で元気に暮らしていた。しかし、ある日、一路は交通事故に遭ってしまう。一命を取り留めた彼だが、心身には変化が起こっていた。幽霊が見える体質になってしまっていたのだ。
一色まこと先生の有名漫画が実写映画化された作品。原作漫画ファンのかたには、あまり好評でない今作のようだが、原作を未読のせいか、私にはとても面白い映画だった。たくさん笑って、ポイントではそれなりに泣いて、という感じで。原作が長い作品の映画化にありがちな「駆け足感」や「説明不足感」を、オリジナルを知らない自分が気にすることなく観られたので、映画としては結構出来がよいと言えるんじゃないだろうか、とえらそうに思ってしまった。だって、たとえば、『テニスの王子様』(実写版)や『タッチ』などは、いくらよくまとまっていたにしても、原作を知らなければ、単なるダイジェスト的映像にしか見えなかったと思うから。『花田少年史/幽霊と秘密のトンネル』が、原作の雰囲気や内容にどの程度忠実なのかは、私にはわからないけれど、一映画作品として、観る側の思い入れや知識に左右されない物語としてできあがっていた、とストレスなく思えたし、そこにとても好感を持てた。
主演の須賀健太くんを始め、子役さんたちがとても上手で、この作品に限らないけれど、現代日本の子役さんのレベルの高さを、改めて思い知らされたように感じる。須賀くんが有名になった『ALWAYS/三丁目の夕日』は、観たいと思っていたのにロードショーを逃してしまったのだが、いつか必ず観よう、という気持ちが新たになった。
舞台設定はおそらく「現在」であろうと思われる今作だけれど、「昭和」という時代になじみのある世代にこそ、さまざまな反応や衝動をくすぐられる作品であろうと思う。今、リアル・タイムで「子供」をやっている子たちにはぴんとこない空気感や映像に、かつて「子供」だった人たちが、失笑・苦笑・爆笑、そして、なにより「郷愁」を、たくさん誘われてしまう、そんな物語であるように、私には映った。ちなみに、わたしは昭和50年生まれである。
キー・パーソン(?)の幽霊を演じた安藤希さん、かわいかった〜。『タッチ』のときは、あんまり印象に残らなかったんだけどな。今作では、もともと大きな瞳が、アイ・ラインで更に大きなうるうるデカ目になってて、すっごくキュート。滑舌のよい台詞の言いかたにも好感が持てたし、ストレートの黒髪も似合ってたな。
単純に、まっすぐに、純粋に、楽しく観て帰ってきた。のちのちまで記憶に残る作品、とは正直言えないけれど、あと味がすこぶる爽やかだったのは確か。
ところで、一色まこと先生の漫画『ピアノの森』
試写日:2006年7月29日(土)@ヤマハホール

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テーマ : 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル - ジャンル : 映画
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