2005年11月18日(金)
『ボーイ・ミーツ・ラブ』を観たよ。
なんのためにケーリー・グラント……。
『ボーイ・ミーツ・ラブ』
原題:"TOUCH OF PINK"
参考:ボーイ・ミーツ・ラブ@映画生活
2004年・カナダ/イギリス・90分
監督・脚本:イアン・イクバル・ラシード
撮影:デヴィッド・A・メイキン
出演:ジミ・ミストリー カイル・マクラクラン
クリスティン・ホールド=レイド スー・マシュード 他
故郷を遠く離れてロンドンで働くゲイのアリム(ジミ・ミストリー)は、パートナーのジャイルズ(クリスティン・ホールド=レイド)と一緒に暮らしている。寛容で現代的なジャイルズの家族は、息子の恋人としてのアリムを愛してくれていた。一方、敬虔なイスラム教徒であるアリムの母(スー・マシュード)はとても保守的であるため、アリムは母親に自分がゲイであることを隠していたのだった。しかし、息子に早く花嫁を見つけなくては、と考えた母親が、ロンドンのアリムのもとを訪ねてくることになったから大変。焦ったアリムは「ケーリー・グラント(カイル・マクラクラン)」にどうすべきか相談する。……アリムは幼い頃から、俳優のケーリー・グラントを幻覚で見ており、想像上の友人である彼になんでも話しているのだった。
「ゲイの、家族へのカム・アウト」を扱った作品。カップルの片方の親はゲイに理解があって、もう片方の親は保守的でゲイを認めたがらない、という典型的なありがち設定。コメディってほど軽くはないけど、あんまり深刻すぎもしないストーリィになっている。個人的な好みからいえば、カム・アウトをテーマにするなら、もっと込み入っていてシリアスな内容のほうがよかったなぁ。
ってか……、「幻覚のケーリー・グラントが出張ってる」って時点で、シリアスを求めちゃだめなのかも。
いや、主人公がケーリー・グラントを幻覚で見ることは構わない。それと似たような症状を持っていて治療している人だって、世の中にはたくさんいるだろうし。ただ……、映画全般とつきあいのあるシネマ・ファンはさ、「ケーリー・グラントの顔」をよく知っているわけだ。彼がどんな作品に出演して、どんな演技をしていたかも、まあ、知っているわけだ。
……カイル・マクラクランは、ケーリー・グラントに見えないよ。全然似てないし、ケーリーとかぶらせるような演出や手間の跡すら感じられなかったんだけど。台詞の言いかたからも、立ち居振る舞いからも。
私の先入観がいけないのかなぁ……。カイルがなにを演じても、『ツイン・ピークス』のクーパー捜査官にしか見えない。いまだに。映画にカイルが出てても、『SEX and the CITY』でシャーロットの夫をカイルが演じてても、私が見ると「クーパー捜査官」。『ツイン・ピークス』がそれだけキャラの濃いドラマだったとも言えるんだろうけど、……同じく『ツイン・ピークス』に出演していたシェリリン・フェンやララ・フリン・ボイルを他の作品で見かけたとしても、『ツイン・ピークス』での役柄に邪魔されて集中できない、なんてことはないんだけどなぁ。
『ボーイ・ミーツ・ラブ』の話からはすっかり逸れてしまったわね。同性愛を扱った映画は手当たり次第に観ちゃうから、今回もそうしてみた。結果、この作品は自分の感覚にはあんまり芳しくなかったなぁ、ってのが正直なところ。
観た日:2005年10月某日@自宅にてDVD。
『ボーイ・ミーツ・ラブ』
原題:"TOUCH OF PINK"
参考:ボーイ・ミーツ・ラブ@映画生活
2004年・カナダ/イギリス・90分
監督・脚本:イアン・イクバル・ラシード
撮影:デヴィッド・A・メイキン
出演:ジミ・ミストリー カイル・マクラクラン
クリスティン・ホールド=レイド スー・マシュード 他
故郷を遠く離れてロンドンで働くゲイのアリム(ジミ・ミストリー)は、パートナーのジャイルズ(クリスティン・ホールド=レイド)と一緒に暮らしている。寛容で現代的なジャイルズの家族は、息子の恋人としてのアリムを愛してくれていた。一方、敬虔なイスラム教徒であるアリムの母(スー・マシュード)はとても保守的であるため、アリムは母親に自分がゲイであることを隠していたのだった。しかし、息子に早く花嫁を見つけなくては、と考えた母親が、ロンドンのアリムのもとを訪ねてくることになったから大変。焦ったアリムは「ケーリー・グラント(カイル・マクラクラン)」にどうすべきか相談する。……アリムは幼い頃から、俳優のケーリー・グラントを幻覚で見ており、想像上の友人である彼になんでも話しているのだった。
「ゲイの、家族へのカム・アウト」を扱った作品。カップルの片方の親はゲイに理解があって、もう片方の親は保守的でゲイを認めたがらない、という典型的なありがち設定。コメディってほど軽くはないけど、あんまり深刻すぎもしないストーリィになっている。個人的な好みからいえば、カム・アウトをテーマにするなら、もっと込み入っていてシリアスな内容のほうがよかったなぁ。
ってか……、「幻覚のケーリー・グラントが出張ってる」って時点で、シリアスを求めちゃだめなのかも。
いや、主人公がケーリー・グラントを幻覚で見ることは構わない。それと似たような症状を持っていて治療している人だって、世の中にはたくさんいるだろうし。ただ……、映画全般とつきあいのあるシネマ・ファンはさ、「ケーリー・グラントの顔」をよく知っているわけだ。彼がどんな作品に出演して、どんな演技をしていたかも、まあ、知っているわけだ。
……カイル・マクラクランは、ケーリー・グラントに見えないよ。全然似てないし、ケーリーとかぶらせるような演出や手間の跡すら感じられなかったんだけど。台詞の言いかたからも、立ち居振る舞いからも。
私の先入観がいけないのかなぁ……。カイルがなにを演じても、『ツイン・ピークス』のクーパー捜査官にしか見えない。いまだに。映画にカイルが出てても、『SEX and the CITY』でシャーロットの夫をカイルが演じてても、私が見ると「クーパー捜査官」。『ツイン・ピークス』がそれだけキャラの濃いドラマだったとも言えるんだろうけど、……同じく『ツイン・ピークス』に出演していたシェリリン・フェンやララ・フリン・ボイルを他の作品で見かけたとしても、『ツイン・ピークス』での役柄に邪魔されて集中できない、なんてことはないんだけどなぁ。
『ボーイ・ミーツ・ラブ』の話からはすっかり逸れてしまったわね。同性愛を扱った映画は手当たり次第に観ちゃうから、今回もそうしてみた。結果、この作品は自分の感覚にはあんまり芳しくなかったなぁ、ってのが正直なところ。
観た日:2005年10月某日@自宅にてDVD。
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