2008年12月04日(木)
『きのう何食べた?〔2〕』を読んだよ。

『きのう何食べた?〔2〕』
著:よしながふみ
発行:講談社モーニングKC
弁護士の筧史朗と美容師の矢吹賢二。ゲイ・カップルのふたりは一緒に暮らしている。彼らが食べる毎日の夕飯描写がメインの1話完結型漫画の第2巻。
今でも、やっぱり、どうしても、この漫画を読むと、「よしながさんの作品が青年誌で連載されてるのかぁ……」と、不思議なような違和感のような気持ちを味わってしまう。もちろん、今作は、ゲイの男性キャラクターが主人公とはいっても、いわゆるBL的な描写はほとんどないのだが。
「料理レシピ本」と分類したくなるくらい、詳細な料理描写が多いのが、今作の特徴。本コミックスの限定版は、「この本に登場するレシピを参考に、キッチンで料理をしながら読んでもさしつかえないように」ということで、表紙がビニール加工されているらしい。
今回の第2巻では、史朗と賢二のなれそめも知ることができる。全体的に、ユーモアがありながらもドライな雰囲気だが、ふとした台詞やちょっとした間(ま)に、よしなが先生の作品ならではのリアルでシビアな痛みがにじんでいて、まるで不意打ちのようなその痛みが、ファンとしてはたまらない。
そういえば、第9回東京フィルメックスで上映された濱口竜介監督の映画『PASSION』で、男性の登場人物が「よしながふみの漫画を読んで云々」という台詞を言っていた。私が感慨深い思いをするのもおこがましいが、とても嬉しくなってしまった。
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やっぱりお腹が空く作品である。
でも、第一巻でいいだけその気分を味わって覚悟ができてる分、助かったかな。
レシピとしての優秀さもさ...
2008/12/12(金) 10:56:35 | 神保町の片隅で
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