2008年11月20日(木)
『恋愛上手になるために』を観たよ。
どこまで夢オチ?
『恋愛上手になるために』
"THE GOOD NIGHT"
2007年・アメリカ&イギリス&ドイツ・90分
監督・脚本:ジェイク・パルトロウ
製作:ドナ・ジグリオッティ ビル・ジョンソン
製作総指揮:オリヴァー・ヘングスト ロバート・ホワイトハウス 他
撮影:ジャイルズ・ナットジェンズ
編集:リック・ロウリー
音楽:アレック・プーロ
出演:マーティン・フリーマン グウィネス・パルトロウ ペネロペ・クルス
サイモン・ペッグ ダニー・デヴィートー マイケル・ガンボン 他
ニューヨーク ― かつては人気バンドのメンバーだったが、今は少々落ちぶれて、CM音楽を作っているミュージシャンのゲリー(マーティン・フリーマン)。長年、同棲中で美術関係の仕事をしているドーラ(グウィネス・パルトロウ)との仲は、マンネリ気味で倦怠期に突入中。そんなあるとき、ゲリーは「美味しい夢」を見る。雰囲気のある海辺の邸宅で、美女(ペネロペ・クルス)にいたれりつくせり慰めてもらう、という夢だ。その夢を今後も見続けたいと願ったゲリーは、メル(ダニー・デヴィートー)が主宰する夢の会合に出席して……。
監督のジェイク・パルトロウは、グウィネス・パルトロウの弟。今作が長編デビューだという。
キャストがやたらと豪華なわりには、日本での公開は地味。いざ観てみたら、内容もかなり地味だった(地味で悪い、と言っているわけではない)。擬似ドキュメンタリー的な手法がとられていて、ロケ中心。音楽は控えめ。全体的に、淡々と進んでいく。
現実と夢が交錯する物語だけど、混乱しないで観ることができる。ラスト(というより、物語全体か)の最終的な解釈は、観る側それぞれの考えに任せるよー、という趣向になっているように思えた。
理想の美女に逢える夢を見続けたがって、同棲相手のドーラの怒りを買うほど、「安眠」にこだわるゲリー。ベッド・ルームを防音材で覆ったり、睡眠薬に手を出してみたり、ゲリーの生活は、「夢を見ること」が中心になっていく。もちろん、ゲリーは夢で美女と逢いたいだけではなく、もっとエロティックないろいろを露骨に期待している。
一方、ゲリーの親友ポール(演じたのはサイモン・ペッグ)は、美人の妻がいるのだけれど、若いダンサーと浮気をしていて、ストリップ・バーにも行けば、ゲリーに感化されて、「自分も夢で女と寝たい!」と夢に関する本を買って勉強する。
ゲリーとポールが、とことん真剣に「男の欲望」を追求する姿が、滑稽で情けない。彼らの言動を真に受けた女は(真に受けないだろうけど)、男全般に幻滅しかねない。
で、さすがに幻滅とまではいかなかったけど、頭の硬い私は、ゲリーとポールの言動を見ていて、大変、不快な気分に陥ってしまった。シニカルに描かれている笑うべき部分でも、まったく笑えないくらいに。この映画を観ているあいだじゅう、私はしかめっつらをしていたように思う。
『恋愛上手になるために』という邦題は、的外れもよいところ。『夢で女とヤルために』とでも表現したいような内容だ。
観た日:2008年11月17日(月)@渋谷シアターTSUTAYA
お気が向かれたら →

↓参考↓
恋愛上手になるために@映画生活
「恋愛上手になるために」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
『恋愛上手になるために』
"THE GOOD NIGHT"
2007年・アメリカ&イギリス&ドイツ・90分
監督・脚本:ジェイク・パルトロウ
製作:ドナ・ジグリオッティ ビル・ジョンソン
製作総指揮:オリヴァー・ヘングスト ロバート・ホワイトハウス 他
撮影:ジャイルズ・ナットジェンズ
編集:リック・ロウリー
音楽:アレック・プーロ
出演:マーティン・フリーマン グウィネス・パルトロウ ペネロペ・クルス
サイモン・ペッグ ダニー・デヴィートー マイケル・ガンボン 他
ニューヨーク ― かつては人気バンドのメンバーだったが、今は少々落ちぶれて、CM音楽を作っているミュージシャンのゲリー(マーティン・フリーマン)。長年、同棲中で美術関係の仕事をしているドーラ(グウィネス・パルトロウ)との仲は、マンネリ気味で倦怠期に突入中。そんなあるとき、ゲリーは「美味しい夢」を見る。雰囲気のある海辺の邸宅で、美女(ペネロペ・クルス)にいたれりつくせり慰めてもらう、という夢だ。その夢を今後も見続けたいと願ったゲリーは、メル(ダニー・デヴィートー)が主宰する夢の会合に出席して……。
監督のジェイク・パルトロウは、グウィネス・パルトロウの弟。今作が長編デビューだという。
キャストがやたらと豪華なわりには、日本での公開は地味。いざ観てみたら、内容もかなり地味だった(地味で悪い、と言っているわけではない)。擬似ドキュメンタリー的な手法がとられていて、ロケ中心。音楽は控えめ。全体的に、淡々と進んでいく。
現実と夢が交錯する物語だけど、混乱しないで観ることができる。ラスト(というより、物語全体か)の最終的な解釈は、観る側それぞれの考えに任せるよー、という趣向になっているように思えた。
理想の美女に逢える夢を見続けたがって、同棲相手のドーラの怒りを買うほど、「安眠」にこだわるゲリー。ベッド・ルームを防音材で覆ったり、睡眠薬に手を出してみたり、ゲリーの生活は、「夢を見ること」が中心になっていく。もちろん、ゲリーは夢で美女と逢いたいだけではなく、もっとエロティックないろいろを露骨に期待している。
一方、ゲリーの親友ポール(演じたのはサイモン・ペッグ)は、美人の妻がいるのだけれど、若いダンサーと浮気をしていて、ストリップ・バーにも行けば、ゲリーに感化されて、「自分も夢で女と寝たい!」と夢に関する本を買って勉強する。
ゲリーとポールが、とことん真剣に「男の欲望」を追求する姿が、滑稽で情けない。彼らの言動を真に受けた女は(真に受けないだろうけど)、男全般に幻滅しかねない。
で、さすがに幻滅とまではいかなかったけど、頭の硬い私は、ゲリーとポールの言動を見ていて、大変、不快な気分に陥ってしまった。シニカルに描かれている笑うべき部分でも、まったく笑えないくらいに。この映画を観ているあいだじゅう、私はしかめっつらをしていたように思う。
『恋愛上手になるために』という邦題は、的外れもよいところ。『夢で女とヤルために』とでも表現したいような内容だ。
観た日:2008年11月17日(月)@渋谷シアターTSUTAYA
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恋愛上手になるために@映画生活
テーマ : 恋愛映画・ロマンティックコメディ - ジャンル : 映画
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