2008年10月16日(木)
『下水って、匂う。』を観たよ。
わからない、私には、全然。笑いどころも、感心のしどころも。
『下水って、匂う。』
"O CHEIRO DO RALO"
2007年・ブラジル・95分
監督:ヘイトール・ダーリア
出演:セルトン・メロ パウラ・ブラウン 他
ロウレンソ(セルトン・メロ)は骨董商。彼の店には、なぜか下水のにおいが充満していて、いつも、どことなく臭い。あるとき、ロウレンソはカフェの店員をしている女の尻に魅了されてしまう。彼女の尻を見たいがために店に通うようになってから、ロウレンソの人生は狂い始めて……。
〔ブラジル映画祭2008〕で観た。
いろんな部分が無修正。だからといって、特に官能性を感じるわけでもなく……。
多分、皮肉の効いた、ブラック・コメディ寄りのシニカルなドラマなんだろうと思う。カフェ店員の女のお尻にひと目惚れしてしまったロウレンソは、その後、自ら妙な行動を取るようになっていく。運命に翻弄されて人生が狂っていくわけじゃなくて、ロウレンソ自身が、自分の人生を狂わせていくのだ。平たく言えば、「自業自得」ってこと。
ロウレンソがどんな奇妙な行動を取るかというと、たとえば、お金に困って店に骨董を売りに来た女性客に「服を脱げ」と命じて(脱ぐんだな、これが)札をばらまくとか、手に入れた目玉のおもちゃや義足を「父の化身」のように扱うとか。
こういう行動や、下水のにおいが、ロウレンソの孤独やトラウマの象徴や代弁になっている、ということは、観ていれば、もちろん、わかるんだよ。共感できなくもない、頑張れば。
ただ、どこもかしこも、下品なんだよなぁ。女を性の対象にしか見ていないように映るロウレンソの台詞もそうだし、彼の露骨なマスターベーションのシーンがあっちゃったりもするし(こちらにも、官能性はなし)。観客からは、笑い声も結構あがっていたんだけど、私はまったく笑えなかった。品位のなさに対する嫌悪感のほうが先に立ってしまって。
観た日:2008年10月13日(月)@表参道ヒルズ スペース オー
お気が向かれたら →
『下水って、匂う。』
"O CHEIRO DO RALO"
2007年・ブラジル・95分
監督:ヘイトール・ダーリア
出演:セルトン・メロ パウラ・ブラウン 他
ロウレンソ(セルトン・メロ)は骨董商。彼の店には、なぜか下水のにおいが充満していて、いつも、どことなく臭い。あるとき、ロウレンソはカフェの店員をしている女の尻に魅了されてしまう。彼女の尻を見たいがために店に通うようになってから、ロウレンソの人生は狂い始めて……。
〔ブラジル映画祭2008〕で観た。
いろんな部分が無修正。だからといって、特に官能性を感じるわけでもなく……。
多分、皮肉の効いた、ブラック・コメディ寄りのシニカルなドラマなんだろうと思う。カフェ店員の女のお尻にひと目惚れしてしまったロウレンソは、その後、自ら妙な行動を取るようになっていく。運命に翻弄されて人生が狂っていくわけじゃなくて、ロウレンソ自身が、自分の人生を狂わせていくのだ。平たく言えば、「自業自得」ってこと。
ロウレンソがどんな奇妙な行動を取るかというと、たとえば、お金に困って店に骨董を売りに来た女性客に「服を脱げ」と命じて(脱ぐんだな、これが)札をばらまくとか、手に入れた目玉のおもちゃや義足を「父の化身」のように扱うとか。
こういう行動や、下水のにおいが、ロウレンソの孤独やトラウマの象徴や代弁になっている、ということは、観ていれば、もちろん、わかるんだよ。共感できなくもない、頑張れば。
ただ、どこもかしこも、下品なんだよなぁ。女を性の対象にしか見ていないように映るロウレンソの台詞もそうだし、彼の露骨なマスターベーションのシーンがあっちゃったりもするし(こちらにも、官能性はなし)。観客からは、笑い声も結構あがっていたんだけど、私はまったく笑えなかった。品位のなさに対する嫌悪感のほうが先に立ってしまって。
観た日:2008年10月13日(月)@表参道ヒルズ スペース オー
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