ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。 
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 今回のFC2トラックバックテーマは、「カレンダー使ってますか?」。

 使ってる。パソコン・デスクの上に、仕事相手さんからいただいた卓上カレンダーがひとつ。〆切の確認等を、このカレンダーでしている(「じゃあ、ちゃんと〆切守れるよな」という天の声が聞こえてきそうだ……)

 ベッド・ルームには、壁かけカレンダーが2種類。テレビの脇に、実用のを(仕事相手さんからいただいた、日付の文字が大きなもの)。ベッドの脇に、目の保養用のを(相葉弘樹さんのオフィシャルのもの。自分で買ったのは、これだけ)。

 来年も、同じラインナップだろうなぁ。

第586回「カレンダー使ってますか?」
 今回のFC2トラックバックテーマは、「コレクションしているものは?」。

 ……特にない。「なるべく物を持たないで暮らそう」と思っているから。もともと、物品に対する執着も、あまりないほうだし。

 ただ、数がたくさんあると嬉しいのは、香水、ネイル・エナメル、辞書、そして、お料理に使うスパイス。

 スパイスといえば、私の料理バイブルのひとつ『アマンダの恋のお料理ノート』にやたらと出てくる「グレインズ・オブ・パラダイス」というミックス・スパイスが、ほしくてほしくてたまらない。

 胡椒ベースのブレンド・スパイスのようなんだけど、どうやら、日本では売ってないみたいなんだよね。いざ手に入ったら、別になんてことないのかもしれないけれど、「入手が難しい」となると、憧憬は募るってもの。

「グレインズ・オブ・パラダイス」をぐぐると、『アマンダの恋のお料理ノート』に触発されている記事がたくさん見つかって、「ああ、同じ気持ちの人、たくさんいらっしゃるんだなぁ」と、ついつい共感。

『アマンダの恋のお料理ノート』 ― なんともこっ恥ずかしい邦題だけれど、内容はそんなに恥ずかしいもんではない。



 ニューヨーク在住のコラムニスト、アマンダ・ヘッサーが、食べ物をメインに綴っているコラム集。訳の巧さもあるけど、ものすごくお腹のすく文章。詳細なレシピが多いのも嬉しい。ただ、当然ながら、アメリカ人の胃を基準にしているから、レシピ通りの分量で作ると、味的にも量的にも、結構とんでもないことになったりする。だけど、自分の舌と胃のサイズにアレンジできると、「美味しい! また作ろう!!」って必ず思える、心強いレシピばかり。

 アメリカの食事情に興味がおありのかたには、すっごくお薦めの1冊。ぜひ。

第585回「コレクションしているものは?」
2008/09/28 17:09    ポール・ニューマン氏、逝く。
『スティング』や『明日に向かって撃て!』で有名なポール・ニューマンさんが亡くなりましたね……。俳優業を引退なさったことも、癌で闘病中でいらっしゃったということも、情報が出ていたので知ってはいましたが、こうして訃報を聞くのは、やっぱり悲しいものです……。

「ポール・ニューマンの出演作だ」と初めて意識して観たのは、大方の例に漏れず、私も『ハスラー』でした。ビリヤードに憧れるようになったのも、あの映画がきっかけだったなぁ。



 テネシー・ウィリアムズの戯曲が好きなので、ニューマンがエリザベス・テイラーと共演した『熱いトタン屋根の猫』は、とても印象に残っています。初めて観た子供の頃は、リズの肉感的な色気のよさが全然わからなかったんだけど、おとなになった今は、彼女の魅力が理解できるわ……。



 ニューマンが主人公の弁護士を演じた、重厚なリーガル・サスペンス『評決』も忘れられない。シドニー・ルメット監督の真骨頂だと思います。ジェームズ・メイソンの晩年の出演作としても、記憶に鮮烈。



「少年の心のままでおとなになった老人」を、シリアスさとユーモアっぷりを絶妙のバランスで演じたニューマンがめちゃめちゃ格好よかった『ノーバディーズ・フール』は、酷評する人も多いようだけれど、私は大好きな作品。ジェシカ・タンディの遺作でもあったね……。



 ポール・ニューマンは「美味しい物好き」としても有名で、レストランを経営なさったり、ご自身の名前を冠したドレッシング等を発売したり、知り合いの俳優や女優の名前がついたレシピを集めた料理本を著したりもなさっていました。そのレシピ本がすごくすごく読みたくて探したのだけれど、どうやら邦訳が出ていないようで発見できなかったのも、残念だった記憶として残っています。この際、原書でもよいから、探そうかな……。

 ご冥福をお祈り致します。
2008/09/28 16:35    福島から帰宅しました。
 テニミュ福島での相葉弘樹くん出演の3公演を観に行って、帰宅しました。

 相葉くんの日本千秋楽を生で観ることができて、本当によかった。言葉がまとまりません、まだ。

 相葉くんを追って夏ミュを観ていたら、5代目青学の魅力にも、すっかりやられてしまいました。今後、このブログの記事に馬場良馬くんの名前も、たくさん登場することになりそうです。。。

 私の夏ミュも終わりました。感無量……。リポ記事は、後日、改めて。

 とりあえずは、お仕事、頑張ります。
〔トーキョーワッショイ〕内のコラム【トーキョー映画】を更新しました。今回の記事は、《〔新宿ミラノ座〕―生まれて初めて知った「大スクリーン」。》です。ご参照は、下記より。

→トーキョー映画←

 よろしければ、ご覧になってやってくださいませ。
2008/09/25 21:46    第584回「椅子派?床派?」
 今回のFC2トラックバックテーマは、「椅子派? 床派?」。

「床派」。自分でも、なんとなく不思議なんだけど、いつのまにか、そうなってた。デスクトップ・パソコンは、座卓式のPCデスクに置いてるし、テレビの前には、ロー・テーブルとソファ代わりの巨大クッションだし。

 だけど、和風のインテリア、というわけじゃない。畳の部屋はなくて、すべてフローリングで、眠るのはベッド。

第584回「椅子派?床派?」
 NHK交響楽団の定期演奏会は、毎年9月が新シーズンの始まり。たとえ残暑が厳しくて、服装をなかなか秋物へシフトできなくても、N響の定期が始まると、「ああ、秋になったんだなぁ」としみじみ思う。暑いんだけどさ、まだ。

 もう何年通い続けているかすら忘れてしまった、N響定演のBプログラム(サントリーホール定期)1日目(水)。10年以上は継続してるかな……。2008年9月のBプロでは、タン・ドゥンが指揮台に立った。プログラムは下記。

1. バルトーク:舞踏組曲 BB86a(Sz.77)

2. タン・ドゥン:マルコポーロの4つのシークレットロード
         ―オーケストラと12のチェロのための(2007年版) ※日本初演

3. タン・ドゥン:ピアノ協奏曲『ファイア』(2008) ※日本初演/ピアノ独奏:小菅優


 タン・ドゥンというと、映画ファンとしては、『グリーン・デスティニー』でオスカーを受賞した作曲家としても記憶に鮮明。N響には、よく客演する音楽家でもあるから、お顔はもちろん知っていて、音楽とはあまり関係のない印象でなんだけど、姿勢のよい彼が上品にタクトを振る「指揮姿」が、私は前々から好きだ。格好よいんだもん。

 今回の定演では、タン・ドゥン作曲の2曲が披露されて、そのいずれも日本初演という贅沢さ。演奏前に、タン・ドゥン自ら曲の解説をするトーク・タイムまであった。オーケストラの演奏会では、珍しいこと。

 いわゆる現代音楽が、私はあまり得意ではないのだけれど、タン・ドゥンの曲は、メロディーがあってストーリィ性が感じられるから、飽きずに楽しんで聴ける。

『マルコポーロの4つのシークレットロード―オーケストラと12のチェロのための(2007年版)』の「12人のチェロ」は、オケのチェロ・セクション。パートによっては、チェロの音が「二胡」の音のようにも聴こえる。全体的にとても東洋的な曲なのだが、世界初演はベルリン・フィルだったらしい(あのオケのチェロ・セクションっていえば、世界一有名なスーパー・チェロ軍団だよな)。「このいかにもアジアンな曲を、ベルリン・フィルのチェローズ(←こんな言葉はないんだけど、ついうっかり使ってしまう)が演奏したのかぁ……」と考えたら、なんだかおもしろくなってしまった。失礼だけど。

 チェリストたちもオケのほかのメンバーも、声を出したり(なんて言ってたんだろ。かけ声っぽかった)、楽器を手で叩いたり(ホルンがマウスピースをぼんぼん叩いて音を出したのには、面食らった)、足で床を踏み鳴らしたりする。すごくおもしろかったけど、こういう音楽に慣れていない私は、何度も唖然としてしまった。

 クラシック・ファンなら、みなさん、そうだろうとは思うんだけど、「あ、このソロの音は○○の楽器だ。あー、今、メインで演奏してるのは××のセクションだな」というくらいは、目をつむって聴いていてもわかる(だからって、「第2ヴァイオリンの△番プルトのどっち側の音がずれた」とかいうことまで聴き取れる域には、私ごときは、もちろん達してないよ)。でも、今回聴いたタン・ドゥン作曲の2曲では、「え? 今の音って、なんの楽器よ?」と不思議になって、その正体を確かめるために慌ててオケを見渡す、なんていうことを何度もした(しかし、音が出たあとに探したって、当然ながら、発見できない)。どうやら、一般的なクラシック音楽にはなかなか登場しない、耳になじみの薄い楽器が、いろいろと使われていたみたい。特に、パーカッションに。今、パンフレットで編成を確かめてみたら、「金属缶」、「ウッド・ブロック」、「チベット・シンギング・ボウル」、「スラップスティック」、「ウォーターフォン」といった楽器名がある。なんだ、それは。

 そんなこんなで、耳にだけでなく、目にもおもしろかった、N響9月B定期。その視覚的におもしろかった楽器の形状と音を、私はほとんど一致させられなかったとはいえ。

 そして、チェロ・セクションが盛りあがっていた曲と、エキセントリックなピアノ・コンチェルトの印象が強烈すぎて、……バルトークの記憶はすっ飛んだ。
2008/09/25 06:30    最近、できないんだ。
 誰かに優しくしてもらったり、思いやったりしてもらいたければ、まず自分から、その相手に、優しい言葉をかけたり、思いやりを見せたりしなくてはならないのに、近頃の自分は、気遣いや配慮がとても下手だ。

 以前よりもずっと、喜怒哀楽が顔や態度に出るようになったかもしれない。前だったら、相当いらだっていたり、かなり怒っていたりしても、平気でにっこり笑って普通に会話できていたのに、最近はどうも、それができない。

 もしかしたら、自分にとっては、よい変化なのかもしれない。

 だけど、それが本当によいのか、はたまた「子供化」しているだけなのか、はっきりと判断ができない今は、人と会うこと、話すことが、まるで未知へのトライアルみたいで、恐くて重くて、たまらないんだ。

 ただ、変化であろうが「子供化」であろうが、せめて、場の雰囲気や相手の顔色を読んで、その相手に安心してほほ笑んでもらえるような言動くらい、できればいいのに。

 そういう言動、得意だったはずなのに。

 おかしいな、……どんどん、できなくなってきているよ。
 観てきた、ミュージカル『ココロノカケラ』。9月22日(月)夜の、相葉弘樹さんが主演した公演。本当なら、プレミアム・アフター・トークのある日に行きたかったんだけど、それが開催されると知ったのは、既に9/22のチケットを取ったあとだったんだよね。

 下調べをほとんどしないで、予備知識がゼロに近い状態で劇場へ赴いたから(YU-KIさんが急遽降板した、といったニュースは知っていたけれど)、「こういうストーリィなのかぁ」と新鮮な気持ちで観た。冒険活劇系の物語なのね。相葉さんのブログで「殺陣の練習をしている」というお話があったけれど、舞台を観て、納得。

「テニミュの不二ではない相葉さん」をステージで観るのは、『スイッチを押すとき』、『PIPPIN』初演&再演、『手紙』に続いて、今回の『ココロノカケラ』で5回目。不二をきっかけにファンになった当初は、相葉さんの容姿ときらきらっぷりに、ただひたすら「きゃーきゃー」言っていた私なんだけど、近頃は、「役者・相葉弘樹」に魅せられて、すっかり尊敬してしまって、ステージや映画を観る際には、「演技、拝見致します」というような気分になっている。

 初日直前まで問題が多々あったとか、歌の部分の大半が口パクだとかで、いろいろと芳しくない評判も耳にする『ココロノカケラ』。……確かに、口パクにはびっくりした。前述した通り、下調べをなにもしていなかったから、そうとはまったく知らなくて。私は舞台・演劇にまったく詳しくないので、ダンサブルなミュージカルで歌が口パクっていうのが、どの程度一般的なことなのかどうかはわからないのだけれど、せっかく歌って踊れる役者さんが揃っているのだから、生声で聴かせていただきたかったなぁ、とは、正直、思ってしまった。

 とはいえ、歌部分を録音使用にしたのは主催側の問題で、それが役者さんの力量を云々言う材料にはならないから、暗面が翳るエイフを演じた相葉さんの、押し殺した表情の演技や、一転して晴れやかに明るいダンス、マントを翻して繰り広げるひたすら格好よい殺陣 ― そういったものを観ることができたのは、純粋にすごくすごく嬉しかった。バラードをバックに、鈴木あみちゃんと見つめあいながら演じるロマンティックなシーンなんて、ため息ものに素敵だったな。個人的に一番感動したのは、浜崎あゆみさんの『SEASONS』を相葉さん始め出演者が、手話を交えて表現したパート。

 エイベックスが20周年記念で公演したミュージカルだから、使われている歌曲は、すべてエイベックスのもの。あゆとかTRFとかの。普段、私はJ-POPを意識して聴くことってなくて、また、「相葉さんの所属事務所」ということ以外ではエイベックスに興味がないんだけど、この舞台で使用されいている曲は、多分、すべて知っていた。世代もあるのかもしれないけれど、「大きい会社が出している曲って、それだけ巷に流れているってことだよな……」と、なんだか妙なところで、変に感心しちゃった……。
「『添寝請負人』が〔どこでも読書〕でも配信されている」という記事を先日書きましたが、〔どこでも読書〕に限らず、ほかの携帯電話向け各種書店でも配信されているようです。

 たとえば、シャープの〔ケータイ読書館〕、ソニーの〔プチぶん〕、モバイルメディアリサーチの〔いまよむ〕、フォーサイドドットコムの〔三省堂書店・レビュー付〕&〔モバイル三省堂書店〕、ビービーエムエフの〔ケータイ★小説王国〕など、2008年9月現在、計約30店の電子書店で配信中。取り扱い書店は、今後も増えたり減ったり(減るのは嫌だな)するようです。

 私自身が把握しきれていないので、今後は逐一お知らせはせず、また、取り扱い書店一覧等もアップはしませんが、おかげさまで、多くの携帯電話向け書店でのご購入が可能となっておりますので、お好きなサイトをご利用いただけましたら、と思います。

 なお、上記書店でのリリース・スケジュールは、〔BIGLOBEパブリッシング〕とは異なっております。新作が最も速くリリースされるのは、〔BIGLOBEパブリッシング〕及び〔BIGLOBEケータイ書店〕ですので、こちらのブログで新作配信開始のお知らせをするのは、今まで通り、この2店のみと致します。
2008/09/24 00:20    『ひゃくはち』を観たよ。
 すべてのシーンが、ほほ笑ましい。

『ひゃくはち』
2008年・日本・126分
監督・脚本:森義隆
プロデューサー:木滝和幸
原作:早見和真
撮影:上野彰吾
出演:斎藤嘉樹 中村蒼 高良健吾 北条隆博
   竹内力 市川由衣 桐谷健太 光石研 他

 甲子園の常連の名門校・京浜高校野球部 ― 雅人(斎藤嘉樹)とノブ(中村蒼)もこの野球部の部員だが、補欠だった。「甲子園のベンチに入れる背番号」を獲得するため、最後の夏に向けて、練習に励むふたりだが……。

「補欠選手」にスポットをあてた、青春野球映画。登場する野球部員は寮生活をしていて、レギュラー入りがなかなか望めない主人公の雅人とノブは、「少しでも監督の目にとまろう」と、寮長・副寮長となる。彼らはキャプテン&副キャプテンと同室になって、4人の部屋には、手作りの「かんぶべや」(=「幹部部屋」)というプレートが吊り下がっている。

 おもしろいなぁ、と思ったのは、この4人の仲がよいこと。キャプテン&副キャプテンの健太郎と純平(演じたのは、北条隆博と高良健吾)は、もちろん、レギュラーで、既にプロ野球のスカウトからも注目されているような一流選手。でも、補欠の雅人やノブも彼らをファースト・ネームで呼び捨てていて、4人でしょっちゅうバカ騒ぎをしたり、大学生の女の子との合コンへ4人で繰り出したりする。グラウンドを離れた彼らは、「悪ふざけをして、エッチなことばかり考えている、すごく子供っぽい高校生」で、レギュラーだろうが補欠だろうが、「同じ部の同輩」として、とてもとても仲がよい。世の中の、実際の部活ではどうなのかわからないけれど、「男の子って、なんだか、いいなぁ」と、かわいくてたまらなくなってしまった。これが女子だったら、トップ選手と補欠がつるんで遊んだり心を許しあったりするなんて、なかなかできないことだと思う。

 煙草は吸うわ、生意気だわ、憎めない悪さはするわの、「ザ・高校生男子」といった感じの雅人たち。しかし、ひとたび野球の練習が始まれば、彼らの目はひたむきに「甲子園出場、全国制覇」だけを目指して、真剣そのものになる。グラウンドに出た瞬間、さっきまで悪ふざけをしあっていた友達が「ライヴァル」になる。この変化もまた、めちゃめちゃかわいい。

 スポ根物語につきものの、お決まりともいえるトラブルや出来事が、どんどこ待ち受けている。どういう展開になるのかは、簡単に予想がついてしまうのだけれど、わかっていても、そのつど、爽快感あふれる涙を誘われずにはいられなかった。しかし、泣いているあいだも、自分の口もとは微笑したまま。こんなにもまっすぐにほほ笑ましい青春映画、久しぶりに観た。大満足。

 タイトルの「ひゃくはち」とは、もちろん、煩悩の数を指すのだけれど、今作では、別の意味合いも含まれている。それは、観てのお楽しみ。野球に詳しい人には常識なのかもしれないけれど、私はまったく知らなかったので、感心することしきりだった。

観た日:2008年9月17日(水)@テアトル新宿

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↓参考↓
ひゃくはち@映画生活
「ひゃくはち」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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〔トーキョーワッショイ〕内のコラム【トーキョー映画】を更新しました。今回の記事は、《『愛の言霊』―渋谷の街が見つめる、男同士の純愛青春ムービー。》です。ご参照は、下記より。

→トーキョー映画←

 よろしければ、ご覧になってやってくださいませ。


『注文の多い宿泊客/朝食のおいしいB&B〔1〕』
"Murder on the Rocks"

著:カレン・マキナニー(Karen MacInerney)
訳:上條ひろみ
発行:ランダムハウス講談社

"Bed and Breakfast" ― 略して"B&B"と呼ばれる「朝食付きホテル」を経営するナタリーが主人公の、コージー・ミステリ・シリーズ第1弾。舞台は、アメリカ合衆国はメイン州の小さな島、クランベリー島。

 自然豊かなクランベリー島が、大々的なリゾート開発の危機にさらされていた。その開発の有力者が何者かに殺される。死体を発見したナタリーは、第1容疑者と見なされてしまい、身の潔白を証明するべく、自ら犯人探しに乗り出すが ― という、コージーにありがちなストーリィ。

 主人公の女性素人探偵が、洒落っ気がなくてナチュラル派でさばさば系。そんな彼女に好意を寄せる、セクシーな男性が近所に住んでいる。主人公は携帯電話やパソコンを持っていない。主人公の親友に、寛大だがおしゃべりなゴシップ女王がいる。アメリカの地方が舞台。具体的な料理描写が、次から次へと展開される(今作はB&Bの経営者が主人公ということもあり、コーヒー・ケーキやフルーツたっぷりのマフィン、バターの香り豊かなワッフルなどといった「甘い粉物」が、これでもかとばかりに登場する。巻末には、レシピもついていたりなんかして) ― などなど、どこからどう見ても、「鉄壁のコージー!」という内容。ジョアン・フルークのハンナ・シリーズや、ドナ・アンドリューズのメグ・シリーズがお好きな人なら、必ずやお気に召すと思う。

「こういう展開、いろんな意味でありえない」とは思いつつも、私もコージーが好きだから、普通に楽しく読めた。たとえ非現実的でも、のほほんとしたヴァカンス気分みたいなのを手っ取り早く味わえるのがコージーの魅力だ、と思っているから。今後の邦訳が楽しみのシリーズが、またひとつ増えたわ。

 ただ、今作に限らないけれど、現代が舞台のコージーを読んでいて、よく思うのは、「この主人公、携帯電話を持っていたら、絶対、こんな危ない目に遭わないよな……」ということ。文明の利器なんか存在しないかのような「ひなびた感」も、この手のジャンルの魅力とはいえ、コージーを楽しんだあとにはいつも、「大都会を舞台に、最先端のシステムを駆使して、凄惨な事件を捜査するポリス&リーガル・ミステリ」が読みたくなるんだよな。で、ポリス&リーガルの緊張感を堪能したあとには、……今度はやっぱり、コージーかドメスティック・ミステリに触れたくなるんだ。
「読みかけの本」が常にあるのは、今でもあたりまえなのだけれど、かつての一時期は、それと同じくらい、「やりかけのRPG」があるのが当然、という生活を送っていた。でも、「学生であること」が終わったと同時に、ゲームからも遠ざかった。

 携帯用ゲームがどんなに普及しても、私は、「テレビ画面orPCのディスプレイ」でプレイできるゲームが好き。だけど、それにかまける時間がなくなって、でも、携帯電話のアプリでできるゲームには、変な意地で手を出さないままできた。

 なのに、……先日、携帯の機種変をして、ついついうっかり(という表現は、ずるいな……)、モバゲータウンにアクセスしてしまった。そして、プレイし始めてしまった無料RPG『コード・オブ・セレスティア』シリーズ。

 昔からRPGファンなのだけれど、「他のプレイヤーと協力して進めるオンラインRPG」には、どうも踏み込めない。「自分で自分だけのパーティを育てて、自分だけでひっそりこっそりプレイする閉鎖的なRPG」が、私は好き。

 無料オンラインRPGが全盛の今、貴重な(それも、無料の……)「個人的RPG」の『コード・オブ・セレスティア』シリーズには、携帯でプレイできる気軽さもあって、自分でも呆れるほど、はまってしまっている。

 至極典型的で古典的な、「勇者」がプレイヤーのド○クエ的RPG。F○派の自分には、毒や暗みが少々足りないように思えるのが、不満といえば不満。とはいえ、片手でいつでもプレイできる携帯RPGには、充分すぎるクオリティ。

 一番始めに、最新作の『コード・オブ・セレスティア3』をプレイ&クリアしてしまった。その後、シリーズ1をクリアして、現在、シリーズ2をプレイ中である。ちなみに、シリーズを通して私が好きなキャラクターは、クラウス、スーリア、ラス。

 シリーズものの嬉しさで、各キャラクターやその子等が、それぞれのストーリィに存在・影響しあって登場してくるのが、めちゃめちゃ嬉しくて、楽しい。

 ……ただ、こうして携帯電話でシンプルなRPGをやっていると、テレビの大画面で込み入ったRPGをやりたくなってくるもの。PS2で気分的に打ち止めにしたつもりなんだけど、やっぱり……、X-BOXがほしいな。じっくりやってみたいRPG、X-BOXに揃ってるんだもん。PS3じゃない。X-BOX。テレビのCMを見たり、ゲーム雑誌&サイトを読んだりするたびに、……プレイ欲が疼いて、たまらないのだよ。でも、今のところは、……我慢。
 今回のFC2トラックバックテーマは、「ひとりごと、いいますか?」。

 独り暮らしのわりには、あまり言わないほうだと思う。ただし、「素面」なら。

 ……酔ってると、ものすごく言ってる。特に、宅呑みして、結構しどけなく&醜く酔っ払ってるときは。

 そういうときって、たいてい、PCでネット・サーフしてるか、こうしてブログ書いているかだから、自分のその都度の考えに、いちいち声に出して文句つけている私がいる。……酔ってるときの自分は、手のつけようがないくらい自虐的・悲観的・厭世的、なんだよ……。

 だからって、記憶をなくすほどではないから、……酔いが醒めた頃、すっごく虚しい気分に陥るんだよな。

第581回「ひとりごと、いいますか?」
2008/09/21 01:34    テニミュ長野公演。
 長野へ行く前に、福岡公演(5A・相葉さんの不二)を観てきたのだけれど、青学5代目と復活の相葉さんへの思い入れを、まだ頭の中でまとめきれていないので、福岡の感想は、今週末の福島公演(「5B・相葉さんの不二」を、計3公演観る予定)を観終えてから、総括アップするつもり。

 さて、テニミュ長野公演を観に行ってきた。9/20(土)のマチネ&ソワレの2公演(日帰りしたよ)。組み合わせは4Bで、不二は古川くん。

 私にとっては、4代目を生で観る(古川くんの不二も、そうなっちゃうのかな……)のが、おそらく最後になると思われる公演。

 青学の3・4・5代目それぞれに、めちゃめちゃ思い入れがある(初代と2代目の公演も観ていたけれど、その当時はまだ、原作とアニプリに狂いすぎていたせいか、「テニミュ」というものを純粋に楽しむ余裕が、自分の心になかったように思う)。この秋、卒業する4代目は、牧田くんの桃と、阪本くんの越前が、本当に本当に好きだ(越前は、3代目の通くんも、5代目の龍輝くんも、すごくすごく好き。それぞれに違う越前として好きだから、気持ち的にどの彼を選びたい、という問題ではなくて)。

 原作やアニメで、私は、桃と越前に特別執着していたわけじゃない……、と言ったら嘘になるんだろうけれど、少なくとも、「常に注目しているキャラクター」というほどではなかった。「桃って、こんなに格好よかったのか! 越前って、こんなにカリスマ性があったのか!」と心底思うようになったきっかけは、自分にとってはテニミュだ。

 牧田くんの桃のどこをどう好きなのか、具体的に説明することはできないのだけれど、「ああ、この人の桃の、こういうところが、素敵すぎてたまらないんだ……」と、今回の長野公演を観て、はっとした。牧田くんの桃が、ジャックナイフを打つ場面である。……まるで、原作の桃が、漫画のコマから抜け出してきたかのよう。ジャンプの高さ&飛びかた、ラケットの構えかたが、「私が初めてテニプリを知った、原作の桃と同じ」に見えたのだ。それに気づいて、よい意味での鳥肌がぶわぶわ立ってたまらなくなった。

 牧田くんの桃のことばかり考えながら長野公演を観ていたら、ソワレのアンコールの最後で、自分の座っている席の真横の通路に、牧田くんが来た。「自分にとって最後の4代目公演」で、最後に間近に見ることができた笑顔が、牧田くん。……感無量だった。

 マチネのアンコールでは、真横というわけではなかったけれど、結構近くで、阪本くんを見ることができた。4代目の、桃と越前。そうそう、今シーズンの公演で、越前がキャップを脱ぎ取って投げるシーン、私が観た4代目の回では、そのキャップをいつも桃がキャッチしていた。原作やアニメを見ていたときに思っていた、桃と越前の学年を超えた信頼関係 ― それを体現してくれたふたりのようにも思えて、牧田くんと阪本くんの演じるキャラクターには、都度、心を温かくしてもらえたのだ。

 DVDがあれば、思い出を反芻することは、いくらでもできるけれど、「青学4代目を『生』で観ること」は、きっと、もう二度とない。

 ……すごく淋しい。でも、テニミュ・ファンを続けている限り、「卒業」には、慣れなくてはいけないから。

 威厳満々の、陛下の手塚。ドリライが特に印象的だった。個人的な思い込みかもしれないけれど、陛下の声や歌いかたには、置鮎さんに通じるものを感じて、アニプリ・ファンとしても、心がぞくぞくした。

 古川くんの、ミステリアスで妖艶な不二には、驚かされたものだった。そういえば、『風魔の小次郎』のミュージカルを観に行ったときに、不二とは違う役を演じる(作品が違うんだから、当然なんだけれど)古川くんを観て、「しみじみ格好よい人だなぁ」とやたら感じ入ってしまったのも、楽しい記憶だ。

 結果的に、小笠原くんとコン・テユくんのふたりが演じることになったタカさん。シナリオ的に、あまりメインでなかったのが残念。ふたりのタカさん、それぞれに味わい深かったから、タカさんがもっとメインになる演目で、じっくり見たかったな……。

 豊田くんの秀一郎。「育ちがよくて、原作通り『学年1位の成績』」をしているように見える副部長だった。

 浜尾くんの英二。翳りのない笑顔が愛くるしくて、「英二の『陽』の部分」が、すごく伝わってきた。

 高橋くんの乾。実のところ、最初はぴんと来なかったのだけれど、観続けるにつけて、色気のある声と、「原作の乾が備えている、込み入ったユーモア」を感じることができて、惹かれていった。

 平田くんの海堂。「美しい」っていう表現が似合う平田くんの端麗なお顔から、「いかにも海堂!」の低音が効いた声が響いてくるのが、「アンバランスな魅力」で、心中で何度も「きゃーきゃーっ!」って、ハート飛ばしまくりながら騒いじゃった。

 牧田くんの桃と、阪本くんの越前については、……こうして名前を打つだけで、嬉しすぎて、せつなくなるくらい。

 4代目の公演は、まだ残っているから、こんなことを言うのは早いのだけれど、……「ありがとうございました。お疲れさまでした」。

 5代目青学、比嘉(私にとっては、「特にヤスカ」になっちゃうけど)、今回の氷帝A、新たな氷帝B、そして、……復活した相葉さんの不二については、繰り返しになっちゃうけど、福島を終えてから、改めて。……まとめられるかな。相葉さんの不二について、本当に、……自分の頭の中で、整理することが、できるのかな。

 相葉さんは……、福島ミュの前に、『ココロノカケラ』@9/22(月)を観るので、それはそれで、別個の記事にできればいいな、と思ってる……。