ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。 
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 ジャック・ブラックという「魔法」。

『ナチョ・リブレ/覆面の神様』
原題:"NACHO LIBRE"
参考:ナチョ・リブレ 覆面の神様@映画生活 ナチョ・リブレ 覆面の神様-シネマトゥデイ
2006年・アメリカ・92分
監督・脚本:ジャレッド・ヘス
製作・出演:ジャック・ブラック
製作・脚本:マイク・ホワイト
製作:デヴィッド・クローワンズ ジュリア・ピスター
製作総指揮:スティーヴ・ニコライデス デイモン・ロス
脚本:ジェルーシャ・ヘス
撮影:ハビエル・ペレス・グロベット
編集:ビリー・ウェバー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:エクトル・ヒメネス アナ・デ・ラ・レゲラ
   リチャード・モントーヤ セサール・ゴンサレス 他

 孤児として修道院で育ったイグナシオ(ジャック・ブラック)は、おとなになった今、その修道院で料理番として暮らしている。かつての自身のような孤児たちの面倒をみて、美しいシスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レゲラ)に恋心を寄せながら。しかし、修道院はとても貧しかった。お金を稼いで子供たちに少しでもよい思いをさせたいと考えたイグナシオは、強いルチャ・リブレのレスラーになって多額の賞金を得ようと思いつく。しかし、信仰のある者にとって、格闘技のルチャ・リブレはご法度。正体を隠すため、イグナシオは覆面レスラーの「ナチョ」としてデビューするが……。

 とってもばかばかしくて、ものすごくくだらない。実話をベース(というか、ヒント程度かな)にしているということが信じられないような、どたばた大騒ぎ系単純スポ根コメディ。私は冗談の通じない人間なので、こういう映画を観た場合、いつもだったら確実に怒る。機嫌が悪くなる(例:『逆境ナイン』)。

 しかし、今回は少々事情が違った。主演がジャック・ブラックだったから。

 別に、彼のことがものすごく好き、というわけではない。常日頃から注目しているわけでもない。ジャックの出演作をたくさん観ているわけでもない。実写で憶えている限りでは、『ハイ・フィデリティ』、『愛しのローズマリー』、『スクール・オブ・ロック』(この作品も、ジャック・ブラック&マイク・ホワイトのコンビだったっけ)の3作だけだ。

 だが、この3作で目にしたジャックの印象の強さったら、半端じゃなかった。そして、今作『ナチョ・リブレ/覆面の神様』でも、その強烈っぷりは健在。

 なにをしていようが、どんな台詞を口にしようが、ジャック・ブラックがそれをしているという事実だけで、なんだか既におもしろい。いつもどことなく不機嫌そうな表情をした、お世辞にも格好よいとはいえない容姿の彼なのだけれど、ついつい好奇心を覚えずにはいられなくなってくる、不思議な存在感を漂わせている。親近感をくすぐるこの雰囲気は、もう魔法みたい。「友達になりたい俳優No.1」などといったキャッチ・コピーがジャックにつくことがあるけれど、妙に納得がいってしまう。ただ、ばりばりシリアスな映画に出演しているジャックを私は知らないので、コメディや音楽系以外での作品で彼がどういう演技を見せてくれているのかは、わからないのだけれど。

 歌が巧いことでも有名なジャック。今作でもその歌声をちょっとだけ披露している。非ミュージカルで、レスラーの役なのに。こういう点が、どたばた系コメディの「なんでもあり」のところ。

 で、確かに非ミュージカルではあるのだが、音楽はとても心地よい。キュートだったり、コミカルだったり、せつなくなるほどロマンティックだったり……、とすごくヴァラエティに富んでいて、かつ、上質で、実のところ、観ているあいだじゅうずっと、「こんな映画(ごめん)なのに、なんで音楽のレベルが高いんだ?」と疑問に思っていた。なので、エンド・クレジットを見てびっくり。音楽がダニー・エルフマンだったんだもん。全然知らなかったものだから、一瞬、名前を読み間違えたかと思ったくらい、本気で驚いた。

 なんだかずいぶんと褒めたような感じになってしまったが、この映画を気に入ったわけでは決してない。本来なら嫌いなタイプの映画、ということにも変わりはないのだ。騒々しくて、下品の一歩手前で、わかりやすすぎる短絡的ストレートのコメディ。主演がジャックでなかったら、文句しか言ってなかっただろうな。正直なところ、客観的におもしろい作品なのかどうかも、私には判断できない。コメディを見慣れていないから、基準がよくわからないのだ。

 監督のジャレッド・ヘスは『バス男』(なんだか気の毒。日本で『電車男』が流行った時期でなければ、こんな邦題はつけられなかっただろうに)という映画を撮った人らしい。コメディ映画に詳しいかたのブログを拝読したところ、熱烈なファンを多く持つ監督さんのよう。

 ヒロインのシスター・エンカルナシオンを演じたアナ・デ・ラ・レゲラは、整いすぎているくらい整っている顔をした(他意はないよ)美人。「こんなに正統派の綺麗さをした女優さん、久しぶりに見たかも」と思ったのだけれど、この映画の試写から3日経った今は、……この女優さんのお顔、はっきりと思い出せないや。

 ところで、今作でしきりに登場するある食べ物がある。チーズらしきものとなにか赤いもの(パプリカ・パウダー?)をまぶして焼いたとうもろこし。これ、すごく美味しそうなの! まるごと焼かれたとうもろこしの表面でチーズがぐつぐつしてて、下にたれちゃうくらいとろけてて!! 一番憧れのチーズ焼きとうもろこしは、次のお店のもの。ニューヨークにあるCafe Habana(←ぐぐってみました。いろいろなサイトやブログで、このお店名物の焼きとうもろこしの画像が見られると思います)。『ナチョ・リブレ/覆面の神様』を観たら、"Cafe Habana"の焼きとうもろこしの写真を初めて見たときの「きゃあああっ♪」って感覚を思い出しちゃったな。……つくれないこともなさそうなんだよな、この焼きとうもろこし。いずれ、レシピ検索してみよ。

試写日:2006年10月24日(火)@新宿明治安田生命ホール

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〔2006年10月26日(木)の夜ごはん〕
★にらと枝豆がんものキムチ風味玄米おじや
★わかめとオニオン・スライスのわさび漬けマヨネーズ和え
★めかぶと納豆
★プレーン・ヨーグルトのはちみつかけ


 文句つけつつも連日食べている冷凍の枝豆がんも(小ぶりなのがいっぱい袋づめになってるの)。この日はおじやの中にそのままごろんと入れてみた。結果、頭の悪そうなごはんになった気がする……。おじやに使ったのは、いつもの十種雑穀入り玄米ごはん。がんもの他の具はにら。味つけは、ウェイパー+キムチの素+コチュジャン+日本酒+輪切り唐辛子。

 わさび漬け+マヨネーズ+みりん+京風だし+黒胡椒+白すりごまを混ぜたたれで、水で戻しためかぶと水にさらしたたまねぎの薄切りを和えた。わさび漬け、これで食べきっちゃったな。

 食べ物といえば、ジョアン・フルーク著のハンナ・シリーズの邦訳最新作『ピーチコブラーは嘘をつく』を手に入れて、ほくほく気分。クッキー・ショップのオーナーであるハンナ・スウェンセンを主人公にしたこのコージー・ミステリ、シリーズ1作目は「うーん……」って手応えだったけど、2作目からは俄然相性がよくなった。これだから、シリーズ・ミステリって1作目じゃ判断できないんだよなぁ。『ピーチコブラーは嘘をつく』は、もう7作目。ハンナ、マイク、そしてノーマンの三角関係に大きな変化があるらしい(まだそこまで読んでない)。ちなみに私はノーマン派。

 最近、『SEX and the CITY』の最終シーズンをもう一度観ている。たいてい、踏み台昇降やストレッチをしながら観てるんだけど、最終シーズンって感極まっちゃうエピソードが多いから、汗をかきながら涙までだらだらで、落ち着きないったらない。このドラマを観たあとにジョアン・フルークのハンナ・シリーズを読むと、ハンナの妹・アンドリアの顔がクリスティン・デイヴィスになって脳裏に浮かんできちゃうんだよな、なぜか。髪の色、違うのにね。
 携帯サイト【PLATINUM JUNON】内のコーナー〔JUNONモバイルTV〕が更新されて、相葉弘樹さんのムービー〔カメラに熱唱〕が追加されましたね(^^) すっごくすごく格好よかったですねっvv 笑顔いいなぁ〜、やっぱ……。つい今しがた会社で観たもんで、残念ながらまだ音声は聴けてないんだけど、ばっちり保存したので、帰宅したらまた観て聴きます! それこそ何度も……。

 更新といえば、相葉くんのブログにまたも渡部紘士くんとの2ショット画像がアップされていて(渡部くん、顔のサイズが相葉くんと同じくらいだね。つまり、渡部くんもすごく顔が小さいってことだ……)、ええ、私はまたいろいろ狂喜で大変なことになってしまいましたよ……。んで、そこで相葉くんが渡部くんを「韓流スターみたい」と言っていたけど、そういえば、うちの相方も以前【ヴィジュアル・ボーイ】で落としてきた渡部くんの待受画像(今日も追加されたばかりだけど、眼鏡姿が格好いいvv)を観ながら、「渡部くんって韓流スター系だよねぇ……」となにやらしみじみ言っていたもんだった。そんな渡部くんとじかにお会いできるトーク・ライヴもいよいよ明後日♪ あぁ、どうしよう、緊張してきたわ……。

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