ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。 
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〔2006年9月19日(火)の朝ごはん〕
★味噌風味の鍋焼きうどん(落としたまご入り)
★麻婆茄子(蓮根入り)
★めかぶと納豆


 ほとんど具なしの鍋焼きうどん・・・。だし+日本酒+みりんでつくったお汁で冷凍うどんを煮て、お味噌を溶き入れてから、たまごを落としただけ。

 我ながら、どうして朝から麻婆茄子なんか作ってんだろう・・・、とは思うんだけど、目覚ましのアラームより30分も早く目が覚めちゃったこの日、「時間がもったいないなぁ」と思って、いつもは夜にやっているストレッチやヨガを朝のうちに済ましてみたら、なんだか結構お腹がすいた。でもって、冷蔵庫では茄子と蓮根が瀕死になっていたから、麻婆茄子の素(例によって、会社からのもらいもの)を使って消化。でも、野菜の灰汁はちゃんと抜いたわ。

 J-WAVEというFMラジオ局で、月曜〜金曜の朝に生放送している【グッド・モーニングTOKYO】という番組があって、ジョン・カビラさんが18年間ナビゲーターを務めていらっしゃったのだが、この9月いっぱいで、ジョンさんがこの番組を卒業されるという(もしかしたら、番組そのものも変更になるのかもしれない)。番組内では昨日ジョンさんの口から発表があったようだ。祝日だった昨日、私は番組を聴いていなかったので、今朝初めて知った。

 ジョンさんが朝の声を伝え続けてくださっていた18年間のうちの15年間くらい、私はこの番組を聴きながら登校や出勤の支度をしていた。ジョンさんのお声は、ウィーク・デーの「あたりまえ」のひとつだった。

 この番組でのジョンさんほど長くではなかったが、J-WAVEでは以前、月曜〜金曜の深夜に【SOUL TRAIN】という生番組を放送していて、RYUさんがナビゲーターを務めていらっしゃった。自宅ではあまりテレビを観ないで、ほとんどJ-WAVEを流しっぱなしで暮らしている私。ウィーク・デーの夜にはやはり、RYUさんの声が「あたりまえ」だった。この番組が終わったときも、しばらくのあいだは、どことなく落ち着かない平日の夜を持て余したものだった。

 J-WAVEが送り出してくれる新しい番組を自分が楽しめるだろうということも、もちろんわかってはいるのだけれど、ジョン・カビラさんのお声という「あたりまえ」が、来月には「あたりまえ」ではなくなってしまうことに慣れるまで、・・・やはり少し時間がかかりそうだな、と思う。
2006/09/19 02:06    カテゴリー、いじりました。
 カテゴリーを足したというか細分化しました。

 今まで〔テニプリ語り〕で一緒くたにしていた記事を、

〔相葉弘樹さん語り〕
〔テニプリ語り〕
〔テニミュ語り〕

 ……の3つに分けてみました。

 理由は……、推して知るべし、ということで(汗)。

 テニミュ公演そのものや公演DVDの全体的な感想、相葉くん以外のテニミュ・キャストに関する活動情報は、当面いずれも、〔テニミュ語り〕に分類していくつもりです。

 WJやコミックスでの許斐剛先生のテニプリ原作やアニプリに関してや、腐女子同人屋ならではの大菊&タカ不二語りは、今まで同様〔テニプリ語り〕でおしゃべりしていくことにします。
2006/09/19 00:26    『大いなる休暇』を観たよ。
シェアブログ1571に投稿
※↑は〔ブログルポ〕へ投稿するために必要な表記です。


 憎めない嘘。……でも、嘘は、嘘。

『大いなる休暇』
原題:"SEDUCING DOCTOR LEWIS"
参考:大いなる休暇@映画生活 大いなる休暇-シネマトゥデイ
2003年・カナダ・110分
監督:ジャン=フランソワ・プリオ
製作:ロジェ・フラピエ リュック・ヴァンダル
脚本:ケン・スコット
撮影:アレン・スミス
音楽:ジャン=マリー・ブノワ
出演:レイモン・ブシャール デヴィッド・ブータン
   ブノワ・ブリエール ピエール・コラン 他

 サントマリ・ラモデルヌ島 ― カナダはケベック州に属する離島である。人口が125人のこの島はすっかり寂れていて、島民の多くが生活保護を受けることを余儀なくされていた。そんなこの島に、工場誘致の話が舞い込んでくる。工場が建てば、島民たちに就職口ができて、なにより彼らに「誇り」が取り戻せるのだ。しかし、工場建設のためには「島に定住している医師がいること」という条件があった。この島には長らく医者がいなかったのだが、クリストファー(デヴィッド・ブータン)という整形外科医が、たまたまひと月だけサントマリ島を訪れることになったのである。新町長・ジェルマン(レイモン・ブシャール)の指揮のもと、島民たちは一致団結して、クリストファーがこの島に定住したくなるように仕向ける作戦を開始した。つまり、クリストファーに、「サントマリ島がどれだけすばらしいか」という「嘘」をつきまくることになるのだが……。

 のどかな島を舞台にした、コメディ・タッチのほのぼのドラマ。テンポはまあまあよくて、起承転結もそれなりにメリハリが効いているから、飽きたり退屈したりせずにエンド・ロールを迎えられる。ただ、前述したあらすじから予想できる展開と結末を一切裏切らないと断言できるくらい、ストーリィに意外性や毒はなし。でも、こういうのほほん映画はそれでよいのではないか、と個人的には思う。製作国もテーマも異なるけれど、『かもめ食堂』『キッチン・ストーリー』といった作品の味わいが心にしっくりくる人には、この『大いなる休暇』も合うように感じた。私は、まあまあ好きだ。「理想論の夢物語だなぁ」という印象は拭えないけれど。

 島民たちは、クリストファーに嘘をたくさんつく。それらの嘘は、いわゆる「罪がなく、憎めない嘘」ばかりだ。確かに、島民たちは切羽つまっているのだから、嘘をついた結果の弊害やクリストファーの心中にまで、気をまわしてなんかいられないのだろう、とは思う。

 だけど、本当に「罪のない嘘」だったのかな?

 クリストファーをだましていたあいだ、島民たちはおそらく一度ならず、うまくだまされたクリストファーを「嗤った」はずだ。自分たちが愉しむ娯楽的感慨にクリストファーを利用したはずだ。

 その時点で、嘘の無実性は消えた、と私は思う。正真正銘本当に「罪のない嘘」というのは、自己犠牲から生じたものにしかありえないし、場合によっては、それにだって「罪深さ」は内在される。

 また、クリストファーもクリストファーだ。人がよすぎ。気がよすぎ。もしも私だったら、たとえ理由や内容がどうあれ、長いあいだ自分をだまし続けた人々に対して寛大になどなれない(「寛大になる『ふり』」なら、できるかもしれないけれど)。

 ……と、ずいぶん真剣にけなしてしまったが、正直なところ、シリアスだったり深刻だったりする解釈が必要な映画ではないのだろうと思う。ほのぼのハート・ウォーミング・コメディ・ドラマ、なのだから。

 単純に、純粋に、ついつい微笑みをそそられながら観てしまう作品であることは確か。観たいテレビがなくて、インターネットをしたり本を読んだりする気分にもなんとなくなれない週末の夜なんかに、お酒やお茶でも飲みながら、独り、クッションにうもれて観る ― そんなシチュエーションには、ばっちりはまってくれる映画ではあると思うよ。

観た日:2006年9月16日(土)@自宅にてDVD

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