ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。 
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 テニミュ・キャストさん、おふたりの話題。

 過去記事でちょっとだけ書いたけど、改めて詳細を。

 シルバー・ジュエリーのワイルドストロベリーがコラボしたタレントさんたちを撮影したカメラマン・松村清秀さんの写真展(+ワイルドストロベリーの展示会)が、2006/09/20〜09/24の期間、イオン成田でひらかれるそうです。

 相葉弘樹くんのポスター約10点+ポラ&相葉くんのコラボ・アクセも展示とのこと。→詳細はコチラ←

 相葉くんご本人がいらっしゃるわけではないのでしょうが……、ポラや、撮りおろし(もあるかもしれない)ポスターっていうのは、とてもとても気になっちゃうので、見に行きたいな、と思っています。

 相葉くんといえば、2006/09/23の〔テニスの日イベント@有明コロシアム〕へのご出演も決定しているようですね。タイム・スケジュールも出ましたねぇ。→詳細はコチラ←

 不二周助としてのご登場、だよね、絶対……。青ジャ姿でいらっしゃるんだよね……。嗚呼、見たい……。行きたい……。自分が行けるかどうかは、まだちょっと予定立たなくてわからないのだけれど……。

 そうそう、携帯サイト〔PLATINUM JUNON〕に、つい先日、相葉くんのムービーが追加されていて、……当然のことながら、キュートすぎるっつーか腰砕けっつーかなんつーか。このムービー・シリーズ見るたびに思うのだけれど、相葉くん、白が本当に似合うなぁ。似合いすぎ。素敵すぎ。格好よすぎ。……ピンクもめちゃめちゃ似合うけど。……なんでもお似合いなんだけど。

 携帯サイトといえば、〔ビジュアルボーイ〕内の渡部絋士くんのコンテンツが、本日更新されましたね。新しい日記がアップされていて、……新しい画像もアップされていました。渡部くんって、ウィンクが得意なんでしょうか。ウィンク画像、多分、2枚目だ。お顔になじんで沁みるウィンクっていう感じで、温かい幸せを約束してくれるみたいな表情。……時間を忘れて見つめまくっちゃいました。

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「感傷」や「感動」 ― そんな悠長なものに浸っている場合ではない。

『セプテンバー・テープ』
原題:"SEPTEMBER TAPES"
参考:セプテンバー・テープ@映画生活 セプテンバー・テープ-シネマトゥデイ
2004年・アメリカ・95分
監督・製作・脚本・撮影:クリスチャン・ジョンストン
製作・出演:ワリ・ラザキ
出演:ジョージ・カリル サナイル・サダランガニ 他

 ニューヨークに暮らすジャーナリストのラーソン(ジョージ・カリル)は、9.11同時多発テロで大切な人々を失ったのちに、「ビン・ラディンを探しあてるドキュメンタリー・フィルム」を撮るために、戦火真っ只中のアフガニスタンへ赴いた。アフガン系アメリカ人の通訳・ワリ(ワリ・ラザキ)と共に、まさに「命がけ」の取材が始まるが……。

 登場人物の性格設定やバック・グラウンドはフィクションだけれど、映像の多くは紛争の渦中にあるアフガニスタンで実際に撮影されたものであるという、ドキュメンタリー・タッチのドラマ映画。この作品のクルーがアフガニスタンで撮影してきた映像の一部は、アメリカ国防総省に押収されて、いまだ返されぬまま現在に至るということだ。

 実は、私、「正真正銘本物のドキュメンタリー」だと勘違いして試写へ赴いた。映画の途中、ある展開をきっかけに、「あれ? これ、フィクションじゃないはずなのに、おかしいなぁ」と現実性に疑問をいだき始めたのだが(詳しくは、ネタバレを含む《続き》にて)、それでも、「いや、この映画はオール真実のドキュメンタリーなんだから、私がなにかを見落としただけなのかもしれない」と自身を納得させた。なので、エンド・ロールを迎えたときですら、「『事実』に創作は適わない。なんて衝撃的なドキュメンタリーだったんだろう」と、全身に鳥肌立たせまくりながら戦慄していた。

 そのため、帰宅して今作について調べた際に、「ドキュメンタリー・タッチの『ドラマ』映画」と知って、しばらくのあいだ、魂が抜けたような状態になってしまった。

 とはいえ、今作がフィクションだからといって、この映画が掲げる問題提起の重みが減るわけではない。同じ9.11に端を発した佳作『ユナイテッド93』が「事実を知って、なにかを感じるため」の作品なら、この『セプテンバー・テープ』は「事実を知って、そのことについて、考えに考えて考え抜くため」の作品だ。

「戦争状態が日常」、そんなアフガニスタンが舞台である。この地でもたくさんの人々が生活していて、笑顔の子供たちはサッカーをして遊び、仲のよいおとな同士は集まって食事を楽しんだりする。しかし、彼らは老若問わず当然のごとく銃を手にしていて、その地では「日常」茶飯事に爆撃や銃撃戦が起こり、路上で人が死んでいても誰も気に留めない。軍隊や警察が誰かを暴力的に尋問するのも、過激派が誰かを突然意味もなく殺すのも、ごくあたりまえの「日常」。

 日本に生きる私たちなどにとっては極限状況下としか見えない状態を「日常」として生きている人々がいる。そんな地域が、アフガニスタンに限らず、世界には数多くある。この映画は確かにフィクションかもしれないけれど、今作が提示した紛争地域の「日常」は、意味的・状況的に真実だ。

 この「日常」の中では、「感傷」や「感動」などといった「感慨」こそ、「非日常」になってしまう。戦火を浴びていない地で生活している私たちは、なにかに「感傷」を覚え、なにかに「感動」して、それらに対してしみじみ悩んだり幸せを味わったりするけれど、そういうことを感じていられる時間と空間に生きているという現実が、どれだけ悠長でのんきで幸せなことなのかと、この映画を観て改めて痛感させられた。

 考えなくてはいけない ― 自身を恥じながら、そう思った。ただ漠然と「世界平和」を祈ったり望んだりしているだけではいけなくて、政治や国内情勢、そして、世界情勢に関して、正しい知識を身につけて、考えて考えて、考え抜いて、自分なりの解釈と意見を、なにより「行動」を見つけなければいけないのだと、切にそう感じた。この作品の登場人物たちが繰り広げた無鉄砲な言動に、私は必ずしも賛成できなかったけれど、同調をよしとしなかったからこそ、「自分なりの考えと行動を持つこと」について、真摯で謙虚になれたようにも思う。

 ところで……、まぬけな話を、最後にひとつ。この映画のネタバレを含めて書くので、それでもOKのかたは、↓《続き》↓へお進みくださいませ。