ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。 
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〔2006年6月12日(月)の夜ごはん〕
★もやしとにんじんのお焼き
★冬瓜と油揚げの煮物
★めかぶと納豆
★プレーン・ヨーグルトのはちみつがけ


 とんかつソースやウスター・ソース、あんまり好きじゃないけど、ときどき恋しくなる。今日もそう。なので、まず、たまごを溶いて、日本酒と京風だしを加えて、小麦粉をふり入れて、水もちょっと入れて、さらさらのタネをつくった。電子レンジで軽くくたっとさせたもやしとにんじんをタネでまとめて、フライパンに広げて焼く。つなぎの小麦粉をぎりぎりまで控えたから、お好み焼きほどぽんぽんしてないけど、もやしとにんじんがなんとなーくまとまって焼きあがった、お焼きみたいなものができあがり。だらーっとたらしたとんかつソースを、べたーっと塗りたくって食べた。これでまた、しばらくソースはいらないや。

 冬瓜って大好き。夏が旬なのに、どうして「冬の瓜」って書くのかな。今度調べてみよう。油揚げと合わせた冬瓜がとろんとなるまで、白だし、日本酒、お水だけで煮るっていうことを、私はいったい、夏のあいだに何回やるんだろうな。毎日食べても飽きないくらい、本当に大好き。冬瓜にはとろみが似合う。だから、仕上げに必ず水溶き片栗粉でとろみをつけるんだけども、今日はふと思いついて、寒天パウダーでとろとろにしてみた。まずくはなかったけど、でも……、やっぱり、片栗粉のとろみのほうが、気持ちに優しい気がする。これが本葛のとろみだったら、優しいどころじゃなく贅沢な気分に浸れるんだろうなぁ、なんて思いつつ。

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2006/06/12 17:58    う、美しい……っ!!(BlogPet)
きのう毬子さんが、挑戦する?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「毬子さん」が書きました。
2006/06/12 02:08    『ウィスキー』を観たよ。
 なんだよ、あのラスト!?

『ウィスキー』
原題:"WHISKY"
参考:ウィスキー@映画生活 ウィスキー-FLiXムービーサイト
2004年・ウルグアイ/アルゼンチン/ドイツ/スペイン・94分
監督・脚本:フアン・パブロ・レベージャ パブロ・ストール
製作:フェルナンド・エプスタイン エルナン・ムサルッピ 他
脚本:ゴンサロ・デルガド・ガリアーナ
撮影:バルバラ・アルバレス
音楽:ペケーニャ・オルケスタ・レインシデンテス
出演:ミレージャ・パスクアル アンドレス・パソス
   ホルヘ・ボラーニ 他

 ウルグアイで小さな靴下工場を営む無口な独身男・ハコボ(アンドレス・パソス)と、その工場で長年働く控えめな独身女・マルタ(ミレージャ・パスクアル)。あるとき、ハコボはマルタにこんな頼みごとをする。「ブラジルからやって来る弟のエルマン(ホルヘ・ボラーニ)がうちに滞在するあいだだけ、自分の妻のふりをしてくれないか?」と。マルタはその頼みを聞き入れるが……。

 カンヌや東京国際映画祭で結構話題になっていた。予告を観たときに、「おもしろそう!」と思った(『劇場版テニスの王子様/二人のサムライ The First Game』を観に行ったときに予告を観たのだ)。だから、レンタルしてきた。

 全然おもしろくなかった。でも、「つまらないけど、嫌いじゃないなぁ」と思いながら観ていたのだ。ラストを迎えるまでは。

 どうして「嫌いじゃない」という印象をいだいたかと言うと、じっとりとしたリアリティに好感が持てたから。たとえば、中年の独身女性・マルタは、役職や肩書きのあるポジションではまったくないけれど、その仕事ぶりは経営者に安心感を与えていて、若い後輩からも憎からず思われている。勤務を終えたあと、彼女は疲れた顔のまま独り電車(バスだったかも)に乗り、やはり疲れた顔のまま、やはり独りで映画を観に行く。……この流れとシーンに触れたとき、私はなんとなく背筋が寒くなった。もう若いとは言えない年齢で、日常生活に変化が乏しくなって久しい、仕事を持つ独身女性なら、このうすら寒いぼんやりとした恐ろしさをわかってくれるんじゃないかな、なんて思う。で、嬉しくない共感だったとはいえ、生々しいまでのこの現実感が、私は嫌いではなかったのだ。今挙げたマルタの描写はあくまでも一例であり、この作品には、こういった湿っぽいリアリティがふんだんに含まれている。

 ものすごく淡々とした映画だ。淡々とした映画が結構好きで、かなりの数の淡々映画(?)を観ている自覚のある私でも、「うぅー、退屈だよー。つまんないよー。先に進まないよー」と、相当だるだるな気分になってしまった。わずか94分の作品だというのに、どれだけ長く感じたことか。

 で、ここまで淡々とした映画に、あんなに唐突で不親切なラストが待っているとは、夢にも思わなかったんだよ。

 ネタバレはしないけど、「観ている側の想像に委ねすぎ」のラストに思えてならなかった。「この続きは、あなたの頭の中で、想像力を駆使して創りあげてね」と言わんばかりのラストを提示する創作物は、映画に限らず数多くあるし、それは決して悪いことではない。むしろ、創作物には少なからずそういう要素が必要だとも思っている。

 だけど、いくらなんでも委ねすぎだろ、これは。

「その後」を想像すること自体は簡単だよ。いろんな展開を考えることができるよ。実際、ラスト後について、さまざまな可能性を想像しすぎちゃって、誰かに「それが正解。そっちは間違い」って選んでほしくてたまんないくらいだよ(でも、答えなんて、あるわけないよね)。だけどさ、観た人間の想像の自由度がそんなに高くなっちゃうのって、映画としてはどうなんだ? ゲームや「創作講座」じゃあるまいしさ。

 私がバカなのか? 物語を全然理解できていない、っていうこと? この映画に関する他者さまのレビューをいくつか拝読したけれど、「ラストがわけわかりませんでした」っていうようなご意見は、そういえば、ひとつも目にしなかったな。……じゃあ、私が理解できなかったとして、それはいったいどの部分なんだろう。

 自分の感覚や解釈力に自信がなくなる点が、もうひとつ。この作品、各種映画サイトや映画データ・ベース・サイトで「コメディ」に分類されていることが多いのだ。……どうして? 笑いのポイントって、どこにあったの? 少なくとも、私はまったく笑えなかった。「楽しい」の意味で笑えなかっただけでなく、苦笑や失笑にすら、一度として見舞われなかった。

 こういう映画を的確に解説できたり、こういった作品の秀でたポイントを指摘できたりする人は、きっと「映画通」なんだろうなぁ、と思うし、できるものなら、そういう人になりたいけれど、……だめだ。全然わからなかった。理解不能。

観た日:2006年6月11日(日)@自宅にてDVD

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観た作品
〔2006年6月11日(日)の夜ごはん〕
★サラダ風ひじき麺
★たまごとモッツァレラ・チーズのとろとろ
★めかぶと納豆


 まだ飽きてない海草麺。この日は、ひじきが練り込まれた麺に、トマト、ルッコラ、きゅうりを加えて、EXVオリーヴ・オイル+塩+黒胡椒+みじん切りにしたスウィート・ピクルスでつくったドレッシングで合えました。トマトとピクルスに酸味があるので、ヴィネガーはなし。単純だけどまっすぐに美味しくて、野菜を食べた満足感がありました。

 耐熱皿でたまごを溶いて、塩と黒胡椒を混ぜて、モッツァレラ・チーズの角切りも加えて、電子レンジで1分30秒。たまごとチーズがとろとろになったところを、スプーンですくって食べるの。いつもは朝ごはんでよくやるんだけど、この夜は火とオイルを使いたくなかったので。……ロー・カーボごはん続きで、そろそろいいかげんパスタが恋しくて、トマトとモッツァレラ・チーズのスパゲティをつくるために買ったモッツァレラだったんだけど、……パスタ茹でるのが面倒な気分になっちゃった。カプレーゼにしてもよかったけれど、モッツァレラはとろけているほうが断然好きだから。

 ……テニミュのサイトで、青学キャストたちのPVを一気に観て&お声を聴いて、かわいさや格好よさにのたうちまわってしまった日曜でございました。

 パソコンの調子、悪くてたまんない。今年いっぱい、もつかなぁ……。夏の本の原稿、このPCで乗り切れればいいんだけど。

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2006/06/12 00:38    ブログ内リンク更新。
 ブログ内リンクに、eMoonさまの【Blog-LiFe@eMoon】さまを追加しました。私は、このかたの書かれるテキストと、そこから立ちのぼる雰囲気や、感性の薫りが、とてもとても……、大好きなんです。