ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。 
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★蓮根&ごぼうのきんぴらとめだま焼きをはさんだバゲット・サンドウィッチ
★トマトとクリーム・チーズとバジルのバルサミコ和え
★蒸し大根のめかぶと納豆がけ
★インスタントの春雨スープ


 夕刻、ちらちらと雪が舞った東京。金曜の夜だし、手をかけてごはんつくろー、と思っていたのだが、寒さと疲れで意気込みが萎える。結果、2夜続けて似たようなもんを食べることになった。まあ、好き嫌いが激しい私なので、疲れていようがそうでなかろうが、しょっちゅう同じようなものを食べてる感じなんだけど。

 蓮根のスライス3枚、ごぼうの短冊切り6枚くらいで、ごくごく少量のきんぴらをつくって、こんがりトーストしたバゲットにめだま焼きと一緒に挟む。きんぴらをパンやパスタに合わせるときは、七味唐辛子の代わりに黒胡椒を、ごま油の代わりにオリーヴ・オイルを使うことが多い。そのほうがなんとなくしっくりいくような気がする。

 ちゃんと蒸し器で大根を蒸すつもりだったんだけど、疲れちゃって蒸し器を出す気力がなくなった。なので、ずるをして電子レンジを使う。ふろふきくらいの厚みに切った大根に隠し包丁をいれて、蓋のできる容器で6分くらいレンジ加熱。ふやふやになった大根の上に、めかぶ・納豆・行者にんにくの味噌炒め・すりごま・芥子を混ぜたものをでろーんとかける。見た目は悪いけど、なんか無性に美味しかった。
「真実」には、文句はもちろん、憶測も、まっすぐな単なる感想すら、言うことがはばかられちゃうものだね……。でも、言うけどさ、感想。

『最後の言葉/dear beloved』
参考:最後の言葉@映画生活
2005年・日本・114分
監督:高橋雄弥
プロデューサー:森尻親代
エグゼクティブ・プロデューサー:山口光
出演:川嶋あい 他

 若きシンガー・ソング・ライターの川嶋あいのバック・グラウンドと「1000回路上ライヴ達成」への軌跡を綴ったドキュメンタリー。

 テレビ番組『あいのり』の主題歌を務めたこともあった、"I WISH"というユニットをご存知のかたは多いと思う。私はこのユニットに一時期かなり傾倒した。彼女たちが紡ぎ出す歌詞とメロディ、なにより、女性ヴォーカルの「声」に、完全にノック・アウトされてしまったのだ。

 そのヴォーカルが川嶋あいさんだった。そして、この『最後の言葉/dear beloved』を観るまで、川嶋さんがこんなにお若いということも、こんなに凄まじいバック・グラウンドをお持ちだということも、私はまったく知らなかった。

 ひとりの歌手の人生を追った、直球のドキュメンタリーである。工夫がなさすぎるとも言えるくらい、無骨なドキュメンタリーだ。そのため、内容を説明しようとすると、すべてがネタバレになってしまう。だから、敢えて詳しく書きはしないけれど、"I WISH"や川嶋さんの音楽に一度でも魅了された経験のある人ならば、必ずや観て損のない作品だとは断言する。

 加えて、将来の選択に迷っている人や、「私って、もしかして不幸なの?」と折にふれて感じてしまうような、ネガティヴになりやすい人 ― そういう人たちにとっても、この作品はなんらかの指針になりうるのではないかと思う。川嶋さんの生きかたに共感するにしても、理解できないにしても、その感慨すべてが、自身のライフ・スタイルを改めて見つめ直すきっかけになるのではないかと感じられるからだ。少なくとも、私にとっては部分的にそうだった。

 将来への憧れを持つこと、家族に向き合うこと、血縁というものについて考えること、夢の温かさと現実 ― 特に「金銭的困難」 ― とのシビアなギャップに折り合いをつけること。こういったことへの冷静かつ真摯な目線、それを教えてもらえる作品である。……試写を観ているあいだ、泣きすぎてしまって、マスカラの剥げた散々な顔で帰宅するのが、甚だ恥ずかしかったのだった。しかし、それ以上に、この作品を観られた喜びとありがたみのほうが、勝っていたのだった。

試写日:2005年・秋の某日@ヤクルト・ホール
★ミックス・ビーンズのオムレツを挟んだバゲット・サンドウィッチ
★蓮根とごぼうとにんじんのオーヴン焼き(ごま油と行者にんにくで)
★オニオン・スライスのめかぶ&納豆和え


 お豆大好き。ひよこ豆とキドニー・ビーンズとなにやらわかんないお豆が混ざった缶詰をあけて、オムレツの具に。調味料は、ナンプラーと黒胡椒とチリ・パウダーとローズマリーとオレガノ(←疲れていたらしい)。案の定、ハーブの香りが強すぎて、せっかくのナンプラーの風味が玉砕。

 サンドにするときのオムレツは、中までがんがんに火を通す。とろとろの半熟だと、中身が垂れてきちゃうからね。お豆がこぼれないようにしっかり卵でくるんだつもりだったんだけど、サンドにかぶりついた瞬間、ひよこ豆がいつくかぽろぽろ逃げちゃった。

 5mmじゃ薄すぎるけど、1cmでは厚すぎてだめ ― そんな厚みにスライスしたお野菜に、ごく少量のオイルをまぶして、200℃に熱したオーヴンで15分くらい焼くと、ヘルシーなグリル野菜のできあがり(もっとヘルシーにしたいときは、蒸し野菜にする)。焼きあがったあとの根菜に、今日は行者にんにくの味噌炒め(とても美味しいいただきもの)を載せて食べた。

 お肌とヘルシーさのために、めかぶと納豆は毎日食べるように心がけている。そんなこれらをオニオン・スライスの和え衣(?)にするのが、私は大好き。本日の味付けは、納豆に添付されているたれ+すりごま+七味唐辛子+ほんのほんのほんのちょっとのお醤油で。
2006/02/17 00:25    かれこれ、
 人生の半分以上はフィギュア・スケートのファンをしてるので(長野五輪のフィギュアは全種目を現地へ観に行った〔そして、この長野追っかけの結果、貯金はゼロに近くなった……〕、アレクセイ・ヤグディン観たさにワシントンD.C.まで世界選手権を観に行った〔そして、お目当てのヤグディンは出場しなかった……〕)、トリノには連日振りまわされっぱなしである。しかし、フィギュア・ファンではあっても、マニアではないため、どこか中途半端な私なんだけどね。

 振りまわされすぎて、トリノ観戦感想を詳細に書く気にはなれない……。でも、現時点でこれだけはとりあえず言っておきたい、ってことを、ちょっと(?)。

 ペアには感動しまくった。泣きまくった。怜奈ちゃん&ジョンでまず泣いて(このペアは、技術もさることながら、バック・グラウンドがものすごいんだ……)、中国の3組でそれぞれに泣いて(どの組も大好き。でも、今回のトリノで最も感動しちゃったのは、チン・パン&ジャン・トン組の『オペラ座の怪人』)、金メダルを獲ったタチアナ&マキシム(以前から、一番愛してるペア)には号泣だった……。

 現在進行形の男子シングル。日本の高橋大輔くんには、もちろん注目。あの繊細なステップと、パッションあふれる演技は本当に素敵。ほかに好きな男子シングルの選手は、アメリカのジョニー・ウィアー、スイスのステファン・ランビエール、そしてそして、誰よりもカナダのジェフリー・バトル! プルシェンコが段違いなのはわかってるさ……。だけど、私はとにかくジェフ! フリーが楽しみだわ……。

 アイス・ダンスは、アメリカのタニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴストが、最近は好きで好きでたまらない……。タニスがさー、もうもうかわいくってかわいくってさー♪ フランスのイザベル・デロベル&オリヴィエ・ショーンフェルダーも好き★ プロからカム・バック組のマルゲリータ・ドロビアツコ&ポビラス・ヴァナガスに大期待。だってだって、アマ時代から大好きだったんだもん。今季アマ復帰してくれて、すごく嬉しかったんだもん!

 女子シングル……。日本の三人娘、やっぱりみんな大好き。特に、村主章枝ちゃんは最高に好き、っていうか、最も傾倒しちゃってるスケーター(バレエがきっかけでフィギュアを観始めた自分のせいか、マイムや演技が優れている選手にどうしても惹かれちゃう傾向にあるの)。章枝ちゃんの今季のフリー、すごくすごくセンシティヴで感動的だし(曲は、私も大好きなプロコフィエフのコンチェルトだし♪)、本当、頑張ってほしいな……。荒川しーちゃんのフリーが『トゥーランドット』になったことがすごく嬉しい! しーちゃんの今までのプログラムの中で、個人的に一番感動したフリーだったから★

 美姫ちゃん。……ジュニア時代の彼女を観たとき、「なんだ、この天才は!?」と唖然としたのを憶えてる。ちょうど、近年の浅田真央ちゃんを観たときと同様のびっくりだった。いろいろ言われちゃってる美姫ちゃんだけど、やっぱりすごく好き。トリノでのフリーは、『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』じゃなくて『マダム・バタフライ』に変更したんだっけ? 楽しみだなぁ。早く観たいなぁ……。

 女子シングルでは、イリーナ・スルツカヤやサーシャ・コーエンももちろん好き。ミッシェル・クワンの出場辞退は残念でたまらない……。

 ああ……、まだまだ振りまわされちゃって寝不足続きになっちゃうわ。でも、嬉しい寝不足だよ。やっぱ、五輪は特別だなぁ……。