ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。
2005/12/23 11:39 『MASAI/マサイ』を観たよ。 (BlogPet)
ひとつは、命がけと闘ったり、命がけと、毬子さんは、思ったよりも素朴な映画
それが旅に出ることになったが……
本物のマサイの効果や加工は稚拙にすら見えて、「見せる&」
魅せる
努力をしてはならなかった
マサイの人たちの現実的な生活
をドキュメンタリーで見せてくれたほうが、個人的にはどうしても見つけられなかったのだろうとは思う
ひとつは、上手などあるほど
と、香ん乃は考えてるはず。
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「毬子さん」が書きました。
それが旅に出ることになったが……
本物のマサイの効果や加工は稚拙にすら見えて、「見せる&」
魅せる
努力をしてはならなかった
マサイの人たちの現実的な生活
をドキュメンタリーで見せてくれたほうが、個人的にはどうしても見つけられなかったのだろうとは思う
ひとつは、上手などあるほど
と、香ん乃は考えてるはず。
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「毬子さん」が書きました。
2005/12/23 02:54 『プライドと偏見』を観たよ。
一見、情熱的で波乱万丈な物語っぽいけれど、実は結構のほほん系だよね。
『プライドと偏見』
原題:"PRIDE & PREJUDICE"
参考:プライドと偏見@映画生活
2005年・イギリス・127分
監督:ジョー・ライト
製作:ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー 他
製作総指揮:ライザ・チェイシン デブラ・ヘイワード
原作:ジェーン・オースティン
脚本:デボラ・モガー
撮影:ロマン・オーシン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:キーラ・ナイトレイ マシュー・マクファディン
ブレンダ・ブレシン ドナルド・サザーランド
ロザムンド・パイク ジュディ・デンチ サイモン・ウッズ 他
ときは18世紀末。イギリスの片田舎で暮らすベネット家は、裕福では決してないが、仲のよい一家だった。しかし、この家には深刻な問題がある。5人の子供たちが全員女で、その中の誰ひとりとして、いまだ結婚していないのだった。財産の相続権が、女にはない時代である。つまり、一家の命運は、娘たちの結婚に懸かっているのだった。母親(ブレンダ・ブレシン)はわが子の縁談を求めて必死だが、父親(ドナルド・サザーランド)はどこ吹く風。そんな頃、ベネット家の近所に資産家のビングリー(サイモン・ウッズ)が引っ越してきた。彼はベネット家の長女・ジェーン(ロザムンド・パイク)にひと目惚れし、一方、ベネット家の次女・エリザベス(キーラ・ナイトレイ)とビングリーの親友・ダーシー(マシュー・マクファディン)は、互いに第一印象が最悪な出逢いを果たすが……。
原作はジェーン・オースティンの『高慢と偏見』。今更説明の必要もなさそうな有名文芸小説のわけで、私も子供の頃に読んだけれど、あまりにも子供すぎたせいか、ろくに共感できなければ感銘も受けなかったのを憶えている。
そんなだったものだから、今回の映画版を観て、もし興味をそそられちゃったりするようだったら、原作を読み返してみようかなぁ、なんて思ってたんだけど、……いいや、別に。再読しなくても。
英国の文芸映画って、ほぼ無条件に好き。費用をかけた衣装や気品のあるセットが織り成す時代もの特有の味わいに、優しい緑や英国式庭園を堪能させてくれる映像美っていう部品たちが、自分的にはとても美味しい。これらのポイントは『プライドと偏見』でもばっちり押さえられているから、まずその時点で、目は存分に愉しませてもらえた。女優さんたちも素敵で、安心して観ていられる役者さんばかり。映画賞等でレッド・カーペットに登場するときにはエレガント極まりないブレンダ・ブレシンは、ご自身とは対照的な「品性に欠けたイケてないおばさん」を演じると天下一品。今作でもそう。ジュディ・デンチは威厳と貫禄のかたまり。『ラヴェンダーの咲く庭で』での弱々しくて地味なおばあさん役が記憶に新しかったから、感嘆のため息が尚更洩れちゃう。主演のキーラ・ナイトレイも、勝気で知的なエリザベス役によくはまっていた。聡明な色を湛えた瞳と、綺麗なラインの鎖骨が特に印象的。
ただ、この映画で私がいだいたプラスの感慨って、雰囲気の美しさや役者さんの巧さに対してだけ。
ストーリィには魅力を感じなかった。この時代特有のストイックさや、スロー・テンポな純愛の紡ぎ合いに納得がいかない、というわけではない。背景や意味はわかるから。だが、単に好みとして「愛にあふれた仲のよい家族」を描いた物語には惹かれないし、なにより、エリザベスとダーシーが経験する紆余曲折が、たいした苦労に見えないのである。「多くの事件や困難を乗り越えた果てに」といった修飾語がふさわしい主人公ふたりとして描写されているのだろうとは理解できるが、所詮、食べるに困ったこともなければ、真の孤独の恐怖にさらされたこともない者たちの、恋以上愛情未満程度のぬるい経験譚としか感じられなかった。苦労のレベルや感覚は人それぞれであるし、第一、こういった点にいちいち引っかかっていたら、ほとんどの恋愛映画や青春映画は観られないことになってしまう。きっと、本来は無意識にスルーできる箇所で立ち止まって、ストーリィへはいり込む前に気が散ってしまった。つまり、理屈ではどうにもならない部分で、この物語とは相性が悪かったんだろうな。
とはいえ、映画作品としては、とても上質であると思う。2005年のゴールデン・グローブ賞でも主要部門でノミネートされているし、きっとオスカーにも絡んでくるだろうから、今年度の賞レースを楽しむためにも、観ておいて損はないかも。
試写日:2005年12月21日@科学技術館サイエンス・ホール
『プライドと偏見』
原題:"PRIDE & PREJUDICE"
参考:プライドと偏見@映画生活
2005年・イギリス・127分
監督:ジョー・ライト
製作:ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー 他
製作総指揮:ライザ・チェイシン デブラ・ヘイワード
原作:ジェーン・オースティン
脚本:デボラ・モガー
撮影:ロマン・オーシン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:キーラ・ナイトレイ マシュー・マクファディン
ブレンダ・ブレシン ドナルド・サザーランド
ロザムンド・パイク ジュディ・デンチ サイモン・ウッズ 他
ときは18世紀末。イギリスの片田舎で暮らすベネット家は、裕福では決してないが、仲のよい一家だった。しかし、この家には深刻な問題がある。5人の子供たちが全員女で、その中の誰ひとりとして、いまだ結婚していないのだった。財産の相続権が、女にはない時代である。つまり、一家の命運は、娘たちの結婚に懸かっているのだった。母親(ブレンダ・ブレシン)はわが子の縁談を求めて必死だが、父親(ドナルド・サザーランド)はどこ吹く風。そんな頃、ベネット家の近所に資産家のビングリー(サイモン・ウッズ)が引っ越してきた。彼はベネット家の長女・ジェーン(ロザムンド・パイク)にひと目惚れし、一方、ベネット家の次女・エリザベス(キーラ・ナイトレイ)とビングリーの親友・ダーシー(マシュー・マクファディン)は、互いに第一印象が最悪な出逢いを果たすが……。
原作はジェーン・オースティンの『高慢と偏見』。今更説明の必要もなさそうな有名文芸小説のわけで、私も子供の頃に読んだけれど、あまりにも子供すぎたせいか、ろくに共感できなければ感銘も受けなかったのを憶えている。
そんなだったものだから、今回の映画版を観て、もし興味をそそられちゃったりするようだったら、原作を読み返してみようかなぁ、なんて思ってたんだけど、……いいや、別に。再読しなくても。
英国の文芸映画って、ほぼ無条件に好き。費用をかけた衣装や気品のあるセットが織り成す時代もの特有の味わいに、優しい緑や英国式庭園を堪能させてくれる映像美っていう部品たちが、自分的にはとても美味しい。これらのポイントは『プライドと偏見』でもばっちり押さえられているから、まずその時点で、目は存分に愉しませてもらえた。女優さんたちも素敵で、安心して観ていられる役者さんばかり。映画賞等でレッド・カーペットに登場するときにはエレガント極まりないブレンダ・ブレシンは、ご自身とは対照的な「品性に欠けたイケてないおばさん」を演じると天下一品。今作でもそう。ジュディ・デンチは威厳と貫禄のかたまり。『ラヴェンダーの咲く庭で』での弱々しくて地味なおばあさん役が記憶に新しかったから、感嘆のため息が尚更洩れちゃう。主演のキーラ・ナイトレイも、勝気で知的なエリザベス役によくはまっていた。聡明な色を湛えた瞳と、綺麗なラインの鎖骨が特に印象的。
ただ、この映画で私がいだいたプラスの感慨って、雰囲気の美しさや役者さんの巧さに対してだけ。
ストーリィには魅力を感じなかった。この時代特有のストイックさや、スロー・テンポな純愛の紡ぎ合いに納得がいかない、というわけではない。背景や意味はわかるから。だが、単に好みとして「愛にあふれた仲のよい家族」を描いた物語には惹かれないし、なにより、エリザベスとダーシーが経験する紆余曲折が、たいした苦労に見えないのである。「多くの事件や困難を乗り越えた果てに」といった修飾語がふさわしい主人公ふたりとして描写されているのだろうとは理解できるが、所詮、食べるに困ったこともなければ、真の孤独の恐怖にさらされたこともない者たちの、恋以上愛情未満程度のぬるい経験譚としか感じられなかった。苦労のレベルや感覚は人それぞれであるし、第一、こういった点にいちいち引っかかっていたら、ほとんどの恋愛映画や青春映画は観られないことになってしまう。きっと、本来は無意識にスルーできる箇所で立ち止まって、ストーリィへはいり込む前に気が散ってしまった。つまり、理屈ではどうにもならない部分で、この物語とは相性が悪かったんだろうな。
とはいえ、映画作品としては、とても上質であると思う。2005年のゴールデン・グローブ賞でも主要部門でノミネートされているし、きっとオスカーにも絡んでくるだろうから、今年度の賞レースを楽しむためにも、観ておいて損はないかも。
試写日:2005年12月21日@科学技術館サイエンス・ホール
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