ごはんの支度をしながら、気の合う映画を想うのが好き。字書き屋・香ん乃がお贈りする、インフォメーション・シネマ感想文・雑記など。
2005/12/18 00:31 『カレの嘘と彼女のヒミツ』を観たよ。
『SEX and the CITY』でキャリーの小説家の彼氏を演じていたロン・リヴィングストンと、『アリー・myラブ』の第5シーズンでジェニー役だったジュリアンヌ・ニコルソンが出演しているものだから、これらのドラマが好きな私にはちょっぴり嬉しかった1本。
『カレの嘘と彼女の秘密』
原題:"LITTLE BLACK BOOK"
2004年・アメリカ・107分
監督:ニック・ハラン
製作:エレイン・ゴールドスミス=トーマス デボラ・シンドラー 他
製作総指揮:ハーブ・ゲインズ レイチェル・ホロヴィッツ 他
原作・脚本:メリッサ・カーター
撮影:テオ・ヴァン・デ・サンデ
音楽:クリストフ・ベック
出演:ブリタニー・マーフィ ホリー・ハンター キャシー・ベイツ
ロン・リヴィングストン ジュリアンヌ・ニコルソン 他
ニューヨークに暮らすステイシー(ブリタニー・マーフィ)は、恋人のデレク(ロン・リヴィングストン)と同棲中。憧れていたテレビ業界での職も得て、ステイシーの生活はまさに順風満帆だった。しかし、ある日のこと、元カノとの関係をデレクが隠していたことを知ってから、彼に対する疑いが募ってしまうステイシー。職場の先輩であるバーブ(ホリー・ハンター)にそそのかされたせいもあり、ステイシーはついデレクの電子手帳をのぞき見てしまうのだが……。
なにがすごいって、ブリタニーのアイドル映画のようなこの作品(日本では劇場未公開)に、「単なる脇役」でホリー・ハンターとキャシー・ベイツが出演していること。ニック・ハラン監督のもとには、なぜか大女優が集まるみたい。この人、初監督作だったと思われる『ガールズ・ナイト』っていう作品では、なんとブレンダ・ブレシンとジュリー・ウォルターズをダブル主演で使っていたんだから。ちなみに、『ガールズ・ナイト』は結構涙腺を刺激してくれる感動作。まあまあお勧め。
もうひとつすごいのが、今更の感慨だけど、ホリー・ハンターの相変わらずな若々しさ。1977年生まれのブリタニーと一緒になってきゃいきゃい騒ぐ会社の同僚役を1958年生まれのホリーが演じているわけだが、違和感なんてまったくない。「ちょっと年上の同僚なのねー」っていう程度にしか見えない。プロポーションなんて、ブリタニーよりホリーのほうが素晴らしいくらいだ。演技の幅が広いオスカー女優のホリーだけど、今回のバーブ役のような現代的で粋な都会の女を演じているときの彼女が、私は一番好きかもしれない。
どこから見ても純粋にかわいいブリタニー・マーフィも、以前からまあまあ好きな女優さん。で、直球で愛らしいのに、トリッキーでエキセントリックな危うさが見え隠れするところが、ブリタニーのおもしろいところだと思う。でも、今回は普通の女の子役だったせいか、ブリタニーの危険な魅力を見せてもらうのはおあずけを食らった感じ。
物語の内容としては、「毒」の使いかたが巧いなぁ、という印象だった。名誉や成功に対して貪欲な人間に潜む毒、恋をする男と女のずるさと歪みが生み出す毒、男女のぎりぎりな友情が周囲にもたらす毒、……などなど。ただ、どの毒の描きかたもポップでライト。ユーモアを含みつつ軽やかに作られたストーリィだし。自分の好み的には少々もの足りなかったけれど、相性は悪くない手応えだった。ニック・ハラン監督の作品とは、今後もつきあっていきたいな。
とはいえ、この映画をレンタルしてきた理由は、例によって、「ニューヨークが見たい!!」っていう発作と憧憬の衝動。でもって、「ニューヨークを堪能できちゃう度」は……、風景も描写も、ちょっと低めかな。
観た日:2005年12月10日@自宅にてDVD
『カレの嘘と彼女の秘密』
原題:"LITTLE BLACK BOOK"
2004年・アメリカ・107分
監督:ニック・ハラン
製作:エレイン・ゴールドスミス=トーマス デボラ・シンドラー 他
製作総指揮:ハーブ・ゲインズ レイチェル・ホロヴィッツ 他
原作・脚本:メリッサ・カーター
撮影:テオ・ヴァン・デ・サンデ
音楽:クリストフ・ベック
出演:ブリタニー・マーフィ ホリー・ハンター キャシー・ベイツ
ロン・リヴィングストン ジュリアンヌ・ニコルソン 他
ニューヨークに暮らすステイシー(ブリタニー・マーフィ)は、恋人のデレク(ロン・リヴィングストン)と同棲中。憧れていたテレビ業界での職も得て、ステイシーの生活はまさに順風満帆だった。しかし、ある日のこと、元カノとの関係をデレクが隠していたことを知ってから、彼に対する疑いが募ってしまうステイシー。職場の先輩であるバーブ(ホリー・ハンター)にそそのかされたせいもあり、ステイシーはついデレクの電子手帳をのぞき見てしまうのだが……。
なにがすごいって、ブリタニーのアイドル映画のようなこの作品(日本では劇場未公開)に、「単なる脇役」でホリー・ハンターとキャシー・ベイツが出演していること。ニック・ハラン監督のもとには、なぜか大女優が集まるみたい。この人、初監督作だったと思われる『ガールズ・ナイト』っていう作品では、なんとブレンダ・ブレシンとジュリー・ウォルターズをダブル主演で使っていたんだから。ちなみに、『ガールズ・ナイト』は結構涙腺を刺激してくれる感動作。まあまあお勧め。
もうひとつすごいのが、今更の感慨だけど、ホリー・ハンターの相変わらずな若々しさ。1977年生まれのブリタニーと一緒になってきゃいきゃい騒ぐ会社の同僚役を1958年生まれのホリーが演じているわけだが、違和感なんてまったくない。「ちょっと年上の同僚なのねー」っていう程度にしか見えない。プロポーションなんて、ブリタニーよりホリーのほうが素晴らしいくらいだ。演技の幅が広いオスカー女優のホリーだけど、今回のバーブ役のような現代的で粋な都会の女を演じているときの彼女が、私は一番好きかもしれない。
どこから見ても純粋にかわいいブリタニー・マーフィも、以前からまあまあ好きな女優さん。で、直球で愛らしいのに、トリッキーでエキセントリックな危うさが見え隠れするところが、ブリタニーのおもしろいところだと思う。でも、今回は普通の女の子役だったせいか、ブリタニーの危険な魅力を見せてもらうのはおあずけを食らった感じ。
物語の内容としては、「毒」の使いかたが巧いなぁ、という印象だった。名誉や成功に対して貪欲な人間に潜む毒、恋をする男と女のずるさと歪みが生み出す毒、男女のぎりぎりな友情が周囲にもたらす毒、……などなど。ただ、どの毒の描きかたもポップでライト。ユーモアを含みつつ軽やかに作られたストーリィだし。自分の好み的には少々もの足りなかったけれど、相性は悪くない手応えだった。ニック・ハラン監督の作品とは、今後もつきあっていきたいな。
とはいえ、この映画をレンタルしてきた理由は、例によって、「ニューヨークが見たい!!」っていう発作と憧憬の衝動。でもって、「ニューヨークを堪能できちゃう度」は……、風景も描写も、ちょっと低めかな。
観た日:2005年12月10日@自宅にてDVD
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